ラブホテルでバイトしてみたお話@2(完結)
私が勤務していたのは朝から昼にかけての6時間だった。宿泊した人がチェックアウトする時間帯は休む間もなく清掃を続けた。
念願だったラブホの清掃
4日でやめました!
ラブホ出勤3日目
3連勤です。
聞いて欲しいことがあります。
2日目の勤務終わりの出来事なんですが、夜に美味しいものを食べて、飲んで、終電で帰る予定だったんです。翌日もラブホに出勤で時間も朝が早い。
それなのに友人に食事の後バーに連れて行ってもらい、そこで何故かテキーラを飲む流れに。
終わりの始まりでした
BGMはアニソン、気づけばオタ芸を打っていた
そんな恐怖映像がこちら
なんとか帰宅して気合いで出勤
社不なのは自覚しているけど出勤した自分を褒めたい
仕事開始時間”5分前”の到着である。
おじ「ギリギリだよね、
もっと早く来ないとダメだよ」
わかる。
わかってるよ…
出勤2日目(前日)落ち込んでいたので
当たり前の言葉が刺さった
わがままが許されるなら5分前って始業前じゃんね
初めての作業「コスプレの配達」
インターホンを押してお客さんに届ける。
しかし相手の顔を見たりしないようにする配慮をするけど、わざと(?)声をかけてくる人もいた。レンタルする割合は少なかったけどいろんな人がいる
仕事の覚えがいいと褒められたりした。
多分連日10部屋以上も同じことの繰り返し作業だから誰でもできる。精神と体力次第で。
率直に喜べなかったのはもうこの時には精神が限界に来ていたから。
バイトリーダーと初対面
何故かタメ口、まぁリーダーだしなーくらいで流していた
「まぁなんかわかんない事あればなんでも聞いてよ!(ドヤッ」
私「ありがとうございますー」
「今は学生?いくつ?」
私が年齢を言ってから敬語になった。なるほど、学生や年下に対してタメ口になるタイプか、と。
私は敬語が楽だから敬語を使っているけど、年齢で変えるのって楽なのかな…?
仲が良くなればタメ口だけど不快に思われたくないし個人的には敬語が安牌。
仕事は問題ないし体力はあるのに人間関係がやばい、こわいという気持ちが強くなった。
ラブホ出勤4日目
4日ぶりの出勤だ。
出勤前日には岐阜までバンジーに行ったりして気分もリフレッシュしてた。
これの反動ですね。
楽しいことをしたあと何もしたくなくなる。
身体が仕事に行くことを拒絶して2分の遅刻。
大学卒業して入社して1年目で鬱になった時に似ている。
行かなきゃいけないって思ってるのに、頭では理解しているのに身体が思うように動かない。
2人係で怒られてしまい早々に帰りたくなる
遅刻はもちろん自分が悪いのはわかっているけど、帰りたいのは怒られたからじゃなくもう働きたくないという気持ちが強くなっているから。
そこで2日目に言われた「早くこの職場辞めたほうがいいですよ」が脳裏に浮かんでその人に声をかけた。
作業しながらやめたいという事を相談してすぐに「やめるならこれを持ちな」とクロックスを持ち帰れるように袋をくれて、その人は仕事を探しているとのことだったのでお礼に仕事を紹介すると伝え連絡先を交換した
その日の仕事したけれど、
正直退職のことで頭がいっぱいで何部屋掃除したのか、ちゃんと清掃業務ができていたのか記憶がない。
仕事を終えて、勤務しているバーへ移動(約1時間)の間に退職のメールを作成、送信した。
すぐに返事が来て「退職届の提出をお願いします。」と。
何も言わずに飛んでしまう人も多いと聞いていた。
やめる理由は思ったより過酷だから。というのが多数派らしい。
汚いとか衛生面があまりよくないのはわかっていたから私は大丈夫だと思っていた。初めては出来ないことが当たり前なこともわかっているから怒られることもしょうがないと思っていた。
怒られる理由が
綺麗さよりもスピード重視
という現実が受け入れられなくてやめた。
掃除もラブホも好きだった。
これ以上働いたら好きなことが嫌いになってしまう。
好きなことを仕事にするとよくないという一例を体験することができました。
バイトを受けるために応援してくれた人がいただけに、今でも申し訳ない気持ちなので体験談がお返しになれば幸いです🙇
表では言えないこと
え!?それって使い捨てじゃないの?、それってそうやって掃除してたんだ。
やめることを勧めてくれた男性とその後の展開。
ラブホで清潔なものだったり場所だったり、でも知ってしまったら利用できなくなるかも知れないから自己責任で。
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