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発想と想像の力を養うもの

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【不足を埋める】文章をまとめるコツとは?(2018年4月号特集)

【不足を埋める】文章をまとめるコツとは?(2018年4月号特集)


書こうにもそもそも何も思いつかないという人や、思いつくことは思いつくがどうにもまとまらない人に向け、その解決策を考える。

解決策②:不要なものを削れば筋道が見えるまとまった文章とは串刺しの団子

なぜまとまらないかの前に、まとまるとは何かを考えると、

統合、統一される。

筋道が立って整う。

決まりがつく。

の3つがある。
文章でいう「まとまる」とは、1と2だろう。
つまり、1つのテーマ

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【よいエッセイの3条件】トホホな体験はエッセイで輝く!(2015年7月号特集)

【よいエッセイの3条件】トホホな体験はエッセイで輝く!(2015年7月号特集)


よいエッセイの3条件エッセイの起源はフランスの哲学者モンテーニュの『エセー』と言われています。「エセー」には試論という意味があり、欧米では綿密な思索に基づいた論文という意味で使われます。
一方、随筆の起源は、『エセー』より600年も前、清少納言の『枕草子』で、こちらは思うことを気ままにつづったもの。

エッセイと随筆(随想)は同じものですが、一般に日本でエッセイと呼ぶときは、随筆より広い範囲で使

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【落選する最大の理由】入選の精度を上げる11のポイント②(2017年10月号特集)

【落選する最大の理由】入選の精度を上げる11のポイント②(2017年10月号特集)


6.端的に言って面白くない面白くないと感じさせてしまうなら、そこには何か原因がある。
それを考えよう。

エッセイでも小説でも、選考委員が読んでいて面白くないと思ったら、その作品は入選しない。しかし、その対策を考えようとしても、「面白くない」は抽象的で直しにくい。

そこで「面白くない」理由を具体的に考える。題材が悪かったのか、題材の扱い方に問題があるのか、題材の切り取り方か、話の展開か、文章表

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【年齢が高いと受賞しづらい?】主催者の本音を聞いてみると意外な答えが返ってきました(2013年5月号特集)

【年齢が高いと受賞しづらい?】主催者の本音を聞いてみると意外な答えが返ってきました(2013年5月号特集)


※本記事に記載しているコンテストには現在開催を終了しているコンテストも存在します。応募を検討される際は前もって開催有無をお確かめください。

実年齢より作品の質を重視 受賞者の年齢について、いくつかの文学賞の主催者に聞いてみました。「日本エンタメ小説大賞」(主催・日本エンタメ小説大賞実行委員会)には18歳~80歳までの応募があったそう。この賞には受賞作品の映像化と受賞者のプロモートという2つの特

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【noteで小説を書き続けるために】小説投稿サイトで連載をしていくにあたってやるべきこと(2017年8月号特集)

【noteで小説を書き続けるために】小説投稿サイトで連載をしていくにあたってやるべきこと(2017年8月号特集)


途中で中断しないようしっかり計画を練ろう 小説投稿サイトに小説を書いて、途中で挫折しないようにするためには、まず計画を練ること。
 つまり、書き出す前にプロットを作る。または、ストーリー上のいくつかの通過点と結末ぐらいは事前に考えておこう。

 いったん書き上げてから1話ずつWEBにアップしていくのが理想だが、それだといつ完結するかわからないという人は、あらすじができたら書き出してみるのも手。

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【短い文章で大きな感動を】いま「作詞」が注目される理由とは?(2012年6月号掲載)

【短い文章で大きな感動を】いま「作詞」が注目される理由とは?(2012年6月号掲載)


近年、また求められ始めている「感動をくれるコトバ」。 このランキングは、日本の作詞家別シングル総売上枚数を表したもの。
1990年代終盤から作詞作曲、そして編曲までをこなすアーティストが増え、Jポップにおける作詞家の活躍舞台は激減している、と言われてきた。ところがご覧あれ、先のランキングのトップ3は、いずれもそうしたアーティストではなく、職業作詞家としての御仁が占めている。これはいったい、どうい

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【他の公募に応募した作品はNG?】二重投稿について徹底解説

【他の公募に応募した作品はNG?】二重投稿について徹底解説

 ここ数年、「他の公募に応募した作品は不可」といった応募規定が増えてきた。 「二重投稿は不可」については以前からある規定だが、これに加え、「他の公募に……」とまで厳しく制限するようになったのはなぜ?
 この規定が盛り込まれるようになったきっかけと背景について調べてみた。

なぜ「二重投稿」は不可なのか 「二重投稿」とは、同時、または同時期に同じ作品を複数の公募に応募することをいう。なぜこれが禁じら

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