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社名の由来
弊社の社名は「あずみ電力送電部」です。
長野県で見た送電鉄塔があまりにも美しくて社名にいただきました。
今日は社名の由来となった送電鉄塔を紹介します。
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女神湖から佐久の方へ抜ける途中、目の前に現れたその鉄塔の名は安曇幹線2号線No.112。自然環境の厳しい山岳地帯などで見られる烏帽子型鉄塔で、用地を贅沢に使うずっしりとした作りに特徴的な猫の耳のような表情が、周囲の風景に溶けていてあまりにも美しかった。
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佐久平に向かって落ちていくように見えるが実際のルートはもっと写真右手の南寄りに回り込む
安曇幹線は長野県朝日村にある新信濃変電所から埼玉県小鹿野町の新秩父開閉所を結ぶ500kVの送電線で、北側の回線が1号線、南側が2号線。北アルプスの水力発電所からの電力だけでなく、東西で異なる周波数を変換する設備が新信濃変電所にあり、その電力の輸送を担っている。
上の写真では烏帽子鉄塔が2つ並んで見えていて、このあたりでは1号線と2号線が近接しているが、場所によっては数キロほど離れたルートを通っているようだ。