東京湾一周の自転車ひとり旅　2日目　〜蘇我→金谷港〜

本当に…狂ったように自転車を漕いだ日でした。。
私は昼過ぎで体力の限界を迎えてしまうので、1日100km以上漕いでいるであろうガチ勢を見ると、本当に尊敬してしまいます。(たいして進めないのは、ママチャリだからかもしれませんが)

まずは国道をひた走ります。近道を探すよりただ無心で大通りを走る方が、調べて確認する時間をショートカットできるため、なんだかんだ早い気がします(それが旅行として魅力的かは別として)。京浜工業地帯の気の遠くなる一本道を進むなかで、「木更津まで○km」の標識の数字が30キロ…25キロ…とカウントダウンされていくことだけが楽しみでした笑。

だから、ただの木更津市の標識でもうれしくなって撮ってしまいました笑。


木更津を過ぎると少しずつ木が多くなり、山道へ…。googleマップで高低差があることは分かっていたので覚悟はしていましたが、やっぱり自転車の山登りはシンプルに苦行でしたね。
海沿いの丘をいくつも超えていく感じなので景色は綺麗なのですが…綺麗→辛い→苦しい→轢かれそう→綺麗…という思考回路でひたすらに漕いでいました。

途中、ヒカリモという黄色い藻の群生地を発見！天然記念物らしいです。お詣りしておきました。

本日の終着点は金谷港！東京湾フェリーの玄関口なだけあって、グルメに観光に充実した港町です。

金谷港自体は何度か来たことがあるのですが、いつも行けていなかった鋸山へ！ロープウェイがもうすでに最終便ギリギリで、山頂には15分しか居られなかったのは心残りですが、ずっと行ってみたかったところにやっと行くことができました。観光客に餌付けされてるのでしょうか？山頂には猫が住み着いています。

そして実は…今日泊まるのは金谷港ではありません！自転車を駐輪場に止めて念入りにチェーンをつけ、最寄りの浜金谷駅から君津駅まで内房線で戻ります。
金谷港周辺にも宿はあるにはあるのですが、観光目的の旅館ばかりでどこも埋まっており…当日予約できるようなビジネスホテルが豊富にあるエリアを求めたら、君津まで戻るしかなかったという状況です笑。

明日の朝、金谷港まで移動して旅を再開します。もしも明日自転車が盗まれていたら、素直にフェリーと電車で帰ります！もうブレーキもギアもガタガタのママチャリ、思い残すことはありません笑！！
でも、できれば誰にも盗まれないことを願いながら、遠く離れた君津のコインランドリーで洗濯物を回しております。

2日目は65km！覚悟した上で無心で走ったら、50キロの壁を越えることができました。途中、何キロ走ったのか見てしまったら急に疲れてしまいそうで、できる限り意識しないようにしていました笑。

今日頑張ったことにより、年内に自宅に戻れる可能性は格段とアップしました(自転車が盗まれていなければの話ですが)！明日は海を渡り、神奈川県へ向かいます。

つづく