「生きること」について考えるようになった
私は、日々、仕事で患者さんと関わっています。私は、人が好きで、人の話を聞くことが好きです。仕事でも、どんだけ忙しくても、患者さんと話す時間を大事にしています。
いつも、話する内容は、患者さんの生い立ちやどのように今まで生きてきたのかを話すことが多いです。(個人情報のこともあるので、ここで詳しく話できないのです)
今の、70代80代の方々は、戦後の日本🇯🇵の激動の時代を乗り越えて、自分の家族を作り、支えてきた方々です。
その人達からは、「大変だった」や「苦労した」という言葉は、あまり聞きません。淡々と話してくれる表情が生き生きするのです。その表情をみて、私は、人生を一生懸命生きてきたのだと感じる。
ただ、病気を患ってからの生活は、病院中心の生活になっているのが現実。病院での療養生活は、患者さんにとって何かあったときの安心だったり、家族に迷惑かけないとメリットもあります。
ただ、私は、傍にいていつも考えることがある。
その人のこれからの人生について
今まで、精一杯人生を歩んできたのだから、病気になっても、病院中心の生活ではなく、その人らしい人生を送って欲しい。
そのために、寄り添っていきたいと思う^ - ^