退職するってどんな気持ちだろう
私は、明日の夜勤を最後に今の病院を退職します。今の病院は、看護学校を卒業して、初めての就職の場所です。あれから、15年の月日が経ちました。
私がなぜ、退職しようと思ったか…
理由は、様々あります。でも、1番の理由は、夜勤がとても辛かったです。私は、もともとの生活スタイルは、毎日9時間睡眠、朝型だったので夜寝ずに働くことは身体的にも精神的にも極限状態で働いていたような気がします。今思えば、一年目で、初めての夜勤した朝に全身に蕁麻疹が出て、皮膚科の先生にお世話になりました。蕁麻疹で身体が悲鳴をあげていたのに、風邪も引かず病休とらず、よく15年間フルで働いたのだと自分で自分を褒めたいと思います。
なぜ、そんな大変な仕事を続けることができたのか…
やっぱり、看護は楽しい!からですね。
私は、患者さんと話をするのが好きです。話しをすることで、患者さん自身が歩んできた人生や家族のこと、病気の捉え方など、患者さんのことを知り、私自身も人生の勉強をさせてもらっていました。あと、緩和ケア認定看護師として、専門的な知識をもつことで、患者さんのできるケアが増え、患者さんやご家族と対話できる時間が増え、感謝していただけることも増えました。スタッフが、私が看護をしている姿が勉強になりますと話してくれるときは、とても嬉しいですね。
緩和ケアは、私の好きな分野だなぁって改めて感じました。
今の病棟は、外科病棟で毎日内視鏡に手術に多忙な場所ですが、素晴らしい上司、スタッフに囲まれて働くことがでしました。明日は、感謝の気持ちを込めて働こうと思います。