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ウェブサイト

「詳しくはウェブで!」と見聞きするようになりましたが、ウェブはどのような仕組みなのでしょうか?


ウェブ

「ウェブ(web)」には、「複雑に絡み合ったり、連結されたりしている状態」の意味があります。例えばクモの巣のような感じです。
ITでは「ワールドワイドウェブ(World Wide Web:世界規模のウェブ)」というインターネット上で提供されている「ハイパーテキストシステム(hypertext system)」のことを言います。
ハイパーテキストとは複数の文書を関連付ける仕組みで、ウェブではページ内の「リンク(link)」で実現しています。(クリックすると画面が切り替わるアレ)

なお、「ホームページ(homepage)」はウェブブラウザが起動したときに表示されるように設定したページのことを言いますが、日本ではウェブサイト全体またはトップページのみを指してホームページと広まりました。

サイト

「サイト(site)」には、「場所」や「敷地」という意味があります。
ウェブにアクセスするといろいろなページが表示されますが、一連の関連するウェブページの集まりをサイトと言います。
他のネットワークから指定するときは「サイト名.ドメイン名」で指定します。

ドメイン

「ドメイン(domain)」には、「領域」という意味があります。ドメインの中にはウェブサイトやメールサービスなどが含まれます。
インターネット上でドメインを表すには「ドメイン名(domain name)」を使います。 例えば「example.com」です。ドメイン名はインターネット上で重複しないように管理されています。
ドメインの中には1台以上のホスト(コンピュータ)を設け、IPアドレスを割り当てます。このIPアドレスとドメイン名の関係を管理するシステムを「DNS(Domain Name System:ドメインネームシステム)」と言います。
例えばexample.comのウェブサイトにアクセスする場合は、 DNSへ問い合わせを行い、ドメイン名からIPアドレス192.0.2.1を取得し、そのIPアドレスを持つホストへアクセスします。

ホスト

ネットワークに接続されたコンピュータです。サーバ(server:サービス提供者)として設置されます。
他のネットワークから指定するときは「ホスト名.ドメイン名」で指定します。

例えるとこんな感じ

ドメインショッピングモールに郵便局(メールサーバ)やウェブサーバ(建物)があります。
ウェブサーバ(建物)にはウェブサイト(店舗)があります。
建物には建物名(ホスト名)、店舗には店名(サイト名)が付けられ、モール名(ドメイン名)と合わせると住所(IPアドレス)が特定できます。

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