文法から?会話から?

こんにちは。日本語教師のあずまるです。

私は普段、外国人に日本語を教えていますが、
日本語教育でいつも議論になるのが、
文型を中心に勉強する文法積み上げ式か、
会話を中心に行う勉強法か…ということですよね。

私は今まで英語と韓国語を勉強してきましたが
どちらかを選ぶなら間違いなく文法積み上げ式を選びます。
なぜなら、私は性格上、文法に自信がないと会話ができません。
そのため、会話する前にある程度の文法を頭の中に入れておきたいのです。

文法積み上げ式の代表・「みんなの日本語」は、賛否両論ありますが
私は使い方次第だと思います。
ただ、大切なのは、「みんなの日本語」の文型を覚えるだけでは
日本語を話せるようにはならないということです。

私も韓国語を勉強していた時、最初は文法をがっつり勉強しました。
その後、勉強した文法や文型を使って、韓国人と会話をする練習をしました。
基本→応用→会話練習です。
今では日常会話ができるレベルになりました。

文型だけでは会話はできませんが
文型が整理できていなければ、
上級レベルになったときに困ることがあります。

ですから、まず文型を勉強し、
応用練習やシチュエーションを確認しながら会話練習をしっかり取り入れることが大切だと思います。



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