霊は相手に応じて
怒ったときは人は鬼であり、阿修羅であり、笑ったときは恵比寿さんであり、布袋さんである。
緊張すれば不動さんになり得、柔和になり切ればお地蔵さんである。
無限に永遠に心のままのわれであり、心のままの世界である。世界のすべてのことを知りつくすことも可能であり、すべてを忘れつくすことも可能である。宇宙、本来、定面積なく、定時間なし。現界はただこれそれを表徴しているのみで、単なる模型にすぎぬ。この単なる模型を一切として、これに執着するほど愚かなことはない。執着は遅滞であり腐敗である。みずから鎧える殻をすてて、無限の衣をつけよ。
心の持ち方さえ変えれば、世界は自由自在にかわってゆく。
『信仰覚書』 出口 日出麿著
これまでのお示し
ボーッとしている人
https://note.com/azumanohikari/n/n6f2ee0cb0b34
真性の自己にかえって、真性の自己の道に進めよ!
https://note.com/azumanohikari/n/n49f91d708735