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【人生ノートMagazine】念うところ世界なり

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人生ノートの中から人生の生き方や日々の生活に沿ったことについてに書いてあることに焦点を当ててまとめてみました。
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2023年4月の記事一覧

【人生ノート340】「自分のしていることは間違いではないか」と、つねに怠らず省みねばならぬ。

常に楽天気分でこういう世の中になってきた以上は、一度は精神的、物質的ドン底の生活をくぐって来ねば、一人前にはなれぬ。なま半可な悟ったふりのことを言っていても、はじまらない。 ○ 訳なくして苦しむことはない。どんな境涯におかれても、つねに楽天気分で、どこまでも開発進展してゆく勇気がなくてはならぬ。ちょっとしたことに行きつまったり、ヘコたれたりするのは、坊や嬢チャン育ちの証拠だ。 こうして、人間として今の世に生まれさせられた以上は、泣いても恨んでも仕方がない。ただどこ迄も苦

【人生ノート339ページ】大胆に飛び込め

大胆に飛び込めその人にとって、まったく新しい思想を、ただちに受け入れさすことは至難だ。 人を説く際には、その人の頭の隅にある、ある思想を「これだ!」と、つまみ出してやることに努めねばならぬ。あるいは「これとこれとの関係はこうなんだ」と、説明してやりさえすればよい。 ○ 書いているうちに真理に近づいており、言っているうちにまことが出てくる。 人間は神のいれものである。最初から計画をたててしたところで、何にもならぬ。いわゆる「みたまのふゆ」によりて、知らず知らずさせられるの

【338ページ】相手の立場になって

相手の立場になって 心を批評するのは冒涜だ、心と共に動けよ。吾において、真に悔いるところなければ足れり。 ○ 教うべし、強うべからず。 ○ できる限り思うようにさしてやることだ。多少の失敗(しくじ)りや損失などは、向上のためには、どんな場合にでもあることだ。そんなことをケチケチと言わぬことだ。生まれたての赤ン坊が、ひと通り、ものをおぼえ悟るまでには、どれだけ、いろんな芸当をやらねばならぬかということを考えてみるがよい。知っている者、悟っている者から見れば、タワイもな