【人生ノート318】信ぜよ!愛せよ!赦し合えよ!
信ぜよ、愛せよ、赦し合えよ!
私はいま静かに、わたし自信を省み、吟味してみたいと思います。
私は今しばらくの間は、まだ二重人格であります。私の肉体を戦場として、善玉と悪玉との二つが始終闘いつづけているように思われます。清いすがすがしい秋の夜の高嶺の月のような気分になることもあれば、また実にいやらしい、どこか狭苦しい路地の奥へ奥へと押し入れられるようなものを背に負うているようでございます。そして、ともすれば、孤独的になり、見るもの聞くものに何の感興も湧かず、いらぬことを疑っ