軽いは正義
歳を取ったせいか、重いモノを避けるようになった。
特に靴とカバンは、革製品へのこだわりがなくなり、選ぶ基準が軽さ重視となった。
まずは靴について。
20代の頃はビルケンシュトック一筋だったのだが、現在はスケッチャーズのようなスリッポンを履いていいる。
紐がないので、小学校の上履きのようにスポッと履ける。
最初は「こんなダサいのは履きたくない」という抵抗感があったが、履いている内に足へのフィット感と柔らかさが癖になってしまった。
素足で履いても足が痛くないので、この夏はサンダル代わりに使い続けた。
そのため、以前使っていたビルケンシュトックのボストンと、クロックスを使う機会はなくなった。
どうしても上記の2つは靴と足に空間が生まれるため、歩きにくい。
足袋のようなスケッチャーズには構造上敵わない。
また、最近はスケッチャーズのようなソフトな素材を使った靴が流行りのようでオールバーズやVessiといった新興ブランドが売れているらしい。
ただし、オールバーズの店舗は東京と大阪のみ。
Vessiは実店舗なしのオンライン購入となっている。
靴は実際に履かないと失敗するリスクが大きいので、購入を躊躇してしまう。
オールバーズは東京に行く際に寄ってみようと思う。
次にカバンについて。
オッサンのビジネスバックの代表格のような存在だが、シンプルに軽くて丈夫なのが良い。
一番の魅力は1㌔以下の軽さ。
本革製のバックは見た目は良かったが、腕にズシッと来る重さがあった。
電車通勤では地味に負担になる。
ポーターはそういったストレスを軽減してくれた。
また、収納も多いので、細々としたデジタルガジェットを沢山収納できる。
素材はナイロンなので、乱暴に扱っても傷が付かないし、雨が降ってもシミにならない。
自立しないのが難点だが、デメリットはそれくらいしかない。
とにかく体への負担が少ないのが一番大切である。
ただし、以前に比べて値段が高騰しているので、手が届きにくいブランドになってしまった。
似たような国産カバンメーカーでエースもあるが、こちらの方が重量は重い。
新卒の頃に使っていたが、素材が硬いため、荷物を入れる容量が少なかった記憶がある。
やっぱり、無理をしてでもポーターを推したい。