・今ここ自分と 番外編 その1
そんなことを書いていたら、スタローンについてまた書きたくなった。
あれは、ロッキー4が上映された去年の話だ。
やはり、なんにでも口に出す、行動するということで引き寄せることができるというのはあながち間違っていないようだ。マスターヨーダ。
話を戻そう。
当時、所用で東京に行く用事があった。
奇しくも、その翌日は都内某所で
今までさんざん書いてきた 神 “シルベスタースタローン”が主演の
超名作『ロッキー4』
が再編集&新映像(当時の未公開)で先行上映する日だった。
これの何がすごいかというと
このロッキー4 映画上映が1980年代の映画であるということ
アメリカではこのリバイバル上映が立った一夜だけだのに、日本ではレギュラー上映ということ
そして、映画時間の半分が未公開シーンということだった。いや、もう新作やん。
先行上映といいながら福島という地方都市では、もしかしたら、これが最初で最後の劇場での鑑賞になるかもしれないということを鑑みると、願ってもないチャンスだった。
普段東京にはめったにいかないのに、その日にいること自体が奇跡。
まるでGREEEEEEEEEEN!(Eの数あってる?)
そこまで、この作品に興味がない友人を無理やりにでも付き合ってもらった甲斐があった。
再開発も進みつつある立川に降り立ち、劇場に入ると
当時のスタローン映画のパンフレットが物販に並んでいた。
持っているかもしれないパンフレットもあったかもしれないが、そんなの関係ない。
ミニマリストなら卒倒するだろう。
どうして映画館の物販コーナーってあんなにわくわくするのだろう。
無差別にパンフを買いながら、もちろんコーラにホットドッグ。
見渡せば
ちらほらいるピチっとしたTシャツから見える二の腕たちに囲まれながら導かれるように気持ち力みがかったお客さんたちと列に並んでいた。
汗と映画館特有のにおいがまじりあっている。
体感温度は高い。
ここはコンクリートジャングルTACHIKAWA
地球温暖化の主原因、そのうち環境省から呼び出しされそうな勢いだ。
いつものかび臭い大好きな我が映画館にはない、アウェーにも似たような緊張を感じていた。
ここに並ぶものはみな信者なのだ。
謎の一体感を感じつつ
まるで、僕らは教会に並ぶ信仰者よろしく神のご加護を受けるように、または懺悔をしに行くかのように、はたまたメッカを巡礼する如く列をなして並んでいた。
さて、チケットもぎりは僕の番だ!
続く