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《童話》ポンとコンと森のふしぎ【AI生成】
西のもりにタヌキの「ポン」とキツネの「コン」がすんでいました。ポンは、ふしぎなことをかんがえるのが大好きで、「どうして空はあおいの?」「風はどこからくるの?」と、いろいろなことをかんがえていました。
ある日、ポンはコンにいいました。「コン、ぼくたちが見ているものって、ほんとうにここにあるのかな?」
コンはびっくりして、「え?どういうこと?」と聞きました。すると、ポンは葉っぱをひろって言いました。
「たとえば、この葉っぱ、今ぼくの手のなかにあるよね?でも、風がふいたらどうなると思う?」
コンはかんがえて、「風がふいたら、葉っぱはとんでいって、手のなかにはなくなっちゃうよね」とこたえました。
「そうなんだ!」ポンはうれしそうに言いました。
「だから、この葉っぱはここにあるように見えるけど、すぐにどこかへいっちゃうかもしれないんだね。あるようで、ない。ないようで、ある。不思議だねえ!」
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コンは「ふうん、なるほど」とかんがえました。「でも、それってなんだかさみしくない?ぜんぶがなくなっちゃうってことなの?」
ポンはにっこりわらって、「ちがうんだよ、コン。ぜんぶがきえるわけじゃないんだ。たとえば、ぼくたちの手のなかから葉っぱがとんでいっても、もりのどこかにちゃんとあるんだよ。葉っぱが土にかえってなくなっても、その土はこのもりの木のえいようになるんだ。そして、そのえいようで、また木に葉っぱが生まれるんだよ。かたちはかわっても、葉っぱはちゃんとここにあるんだよ」
コンはうなずきました。
「そっか。じゃあ、目に見えるものだけがほんとうじゃないんだね。見えなくても、もりはちゃんとぼくたちのまわりにあるんだね!」
その時、ふわりと風がふいて、ポンがもっていた葉っぱがふわりと空へまいあがりました。ポンもコンもその葉っぱを見上げて、しばらく何も言わずに見とれていました。
ポンが言いました。
「だからね、コン。目に見えたり、さわったりできるものがすべてじゃないんだよ。見えないものも、ちゃんとぼくたちのまわりにあるんだ。あるようで、ないようで、でも、ちゃんとあるんだよ」
コンはその言葉を聞いて、にっこり笑いました。
「そっか、それってふしぎで、なんだかあんしんするね」と、コンはゆっくりと答えました。コンがそう思ったのは、森のいろんなものが見えないつながりでひとつになっていると感じたからです。
「ポン、このもりには、ぼくたちには見えないけど、いつもそばにあるものがたくさんあるんだね。風もそうだし、葉っぱもそうだし、みんなもりのなかでつながっているんだ。だから、どこにいてもいっしょにいるみたいで、こころがほっとあったかくなるよ」
ポンもその言葉にうなずきました。
「そうだね。もりのすべてのものが、ぼくたちを見まもってくれているみたいだね」
コンはふしぎな気もちで、まわりのけしきを見わたしました。今まではただ見ていただけの木や草花も、どこかやさしく、いつもそばにいてくれるように感じました。見えるものも見えないものも、みんながいっしょにいるようで、コンの心はほんのりあたたかくなりました。
それから、ポンとコンはもりのすべてのものを、もっと大切に思うようになりました。葉っぱがとんでいっても、風がどこかへいっても、もりにはかわらないあたたかさがあると感じたからです。もりの中には、今日もそよそよと風がふき、葉っぱがふわりとまっています。ポンとコンはそのふうけいを見つめながら、もりのふしぎとあたたかさを感じていました。
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あとがき
ChatGPTで「色即是空」を題材に童話を作ってみました。
そもそも、ChatGPTが「色即是空」という言葉を知っているのか?
少し疑っていましたが、試しに使ってみたところ、見事にストーリーを作り上げてくれました。
な、なんてこったい。
AIがここまで進化しているのかと驚かされました。
ただし、ChatGPTの自動生成だけでは、やはり少し物足りない部分もあります。
生成された文章をチェックしたり、ChatGPTに校正をさせたりすることで、ストーリーや表現がさらに良くなりそうです。