給料を上げても社員は納得しない話_2021/04/16

会社員時代、上司に相談して給料を上げてもらったことがあった。

仕事も嫌いではなかったし、それなりにやりがいもあった。けれど何かが物足りず、それは給料に不満があるのではないかと考えたからだ。別に低い給料だったわけではなかった。むしろ、学歴の無さを考えると同年代の人達よりも多くもらっていたと思う。それでも、上司はぼくの給料を上げてくれた。今思えば、それに相応しい仕事を自分ができていたわけではなかったと思うから、ただ若さ故の慢心としか言いようがない。

そんなこんなで給料は上がったわけだが、しかしぼくの『何か物足りなさ』が消えることはなかった。お金は、生活に困らなければ問題がなかったのだ。それ以上増えても、ただストレス分だけ食費に消えるだけだった。人間関係も、別に悪くはなかったと思う。その上やりがいがあって、では何がぼくには足りなかったのだろうか。仕事としては、申し分なかっただろうに。

「仕事を辞めた理由はなんですか?」

と、脱サラ前も後も、よく聞かれる。今ではそれが、TikTokを辞める理由にすり替わって、よく聞かれるようになった。辞める理由を挙げれば、いくつもあった。そしてそのどれもがきっと、本質的ではなかったように思う。結局のところ、ぼくはいつもただ、子供のようにワガママを言っているだけなのだ。

面白くない。


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