孤独は魂の調律_2021/05/20
変な時間に寝て、深夜に起きてしまったぼくは、夜中の寝静まった川沿いを散歩していた。夜中というのか、早朝というのか、はっきり区別はできないけれども、する必要も特に無い気がした。誰もいない時間、ということだけが、ここでは重要だった。
思い返してみると案外、一人でゆっくり散歩をするのは久しぶりのことだった。最近は雨だったり、散歩と言いつつ歩きながら通話で打ち合わせをしていたり、U-NEXTを見ていたりと、一人で散歩をしていなかったことに気がついた。その上、寝ている間にスマホの充電が切れてしまったので、スマホすら持ち歩かずに、だ。夜の暗闇で、ぼくは間違いなく孤独だった。
誰の声も聞こえない。感じるのは風の音と、地面を踏みしめる自らの足音だけ。世界は透き通っていて、わかりやすくて、シンプルだった。動画投稿を暫く休み、時間は沢山あったはずだったろうに、今日この時、初めてぼくは自分自身とゆっくり、対話したように思う。
誰かと関わり、誰かと支え合い、それが当たり前になっていたぼくは、かつてずっとそうであった、孤独を忘れていた。孤独の中で、他者と関わることにより魂の調律をしていたぼくだったが、今となってはそれが逆転したようだった。関わる他者は、多くなった。だからこそ、孤独になる必要性があったのだった。
孤独は、魂の調律だ。
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