無知の自覚_2021/11/15
「無知の知」という言葉がある。
知らないことを知っていることが知であり、知らないことを知らないことこそが無知である。そんな話だ。なるほど、無知である自覚が必要なんだな。わかったわかった。というほど、これは容易いことではなかった。何故ならぼくらは、つい知ったかぶりをしたくなる生き物だからである。
一年しか違わない後輩に、偉そうに講釈を垂れる。
たかが自分一人のサンプル量で、恋愛講座を開き始める。
他人を助けるフリをして、自分の知識をひけらかす。
知識を披露するというのは、甘美な味がするものなのだ。こうしてぼくが書き残している日記でさえも、自らの未熟極まる思考を書き連ねる、一種の知識の披露に過ぎない。しかし、人間一人が蓄えられる知識など、底が知れているのだ。たかが20年生きただけ。たかが50年生きただけ。人類の誕生から数千年の時が経ったこれまでの歴史の中で、人間一人が偉そうに『答え』になど、辿り着けるはずもない。
それでもぼくらは、答えを欲しがった。
わからないことが、怖かったから。
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