見出し画像

社長になった日_2021/09/29

正確には、昨日社長になった。九月頭から始めた定款認証、登記申請を終えて、社長になったのである。関係者から読者まで、幅広い人々に祝福のメッセージをもらった。しかし、まだ20万円を支払っただけである。税金対策の為に作ったわけではない。作りたかったから、作った会社である。それはほとんど空っぽの玩具箱のようなもので、これからその中身を詰めていかなければならない。

動画投稿者として、日々の台本を書いて動画を投稿。

小説家として、新作小説の執筆に取り組み、

そして社長として経営していくことになる。

三足の草鞋、というにはどれもが密接に関係していて、そういうわけでもない気がするけれど、しかしそれぞれ全く異なる能力が求められることは明らかだった。ただでさえマルチタスクとやらが下手なぼくが、果たしてやっていけるのかという疑問は残るけれど、マルチタスクも結局のところ、目の前のことを一つ一つやっていくことに変わりはない。せいぜい折角作った玩具箱を壊さないよう、精一杯やっていくだけだ。

壊れたら、それはそれで。

画像1

そう、銀河英雄伝説のやる気のない英雄、ヤン・ウェンリーも言っていた。


※ここからの内容はぶっちゃけ過ぎているので口外は厳禁でお願いします。SNS等での発信もご遠慮ください。


これからぼくは、これまでよりも一層のこと、人々と対話を重ねなければならないだろう。もう一人ではない、自分の殻に閉じ籠もって、関わり易い人とだけ関わって、それで済めばいいけれど、それで済まないこともある。居心地の悪い世界に一歩足を踏み出してこそ、起死回生のチャンスは見える。その上で必要なこと。

言わなくていいことは言わず、

言うべきことを言う。

一年半に及ぶぼくの活動から得た失敗と痛みの経験が集約された二行と言えるかもしれない。しかし、それらの傷跡も今となっては愛おしい。会社を経営していくこれからの自分に、きっと必要なものだったであろうから。


口は災いの元である。それは、言ってはいけないこと、言う必要のないこと、聞く必要のないこと、探る必要のないことを口走るからというのと同時に、言うべきことを言わなかったこともまた、それに含まれると思っている。

ここから先は

1,102字
月額1000円の有料日記です。こちらの金額をお支払いして頂ける方のみ、 僕の本音を聞いてください。 ただ本音過ぎる内容になるので、口外は一切ご遠慮ください。

〔イラスト_専属絵師ささち〕 本音なんて聞きたくない方は読まないでください。 ぼくの本音を聞く覚悟がある方だけ、ご購読頂けると幸いです。

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?