俺の敵_2021/12/11
ずっと、後悔していることがある。
それは大学生のときのことだった。
小説家を目指す友人がいた。
彼といつも書いては読み合い、感想を言い合っていた。
そんな彼はある日、大学の同級生と揉めた。
するとその同級生が言った。
「小説書いてるくせに、文章下手だな」
その日の帰り、彼と歩いているとふと呟いた。
「本当は腹が立った」
ぼくも腹が立っていた。
殴ってやろうかと思った。
「あそこで殴れなかった俺は、本気で小説家になりたいわけじゃないのかな」
いくらぼくが「そんなことない」と言ったところで、関係がなかった。
寧ろぼくの方こそ酷く後悔した。
君の代わりに殴れなくてごめん。
君の夢を馬鹿にされていたのに、ぼくは静観を決め込んだ。
代わりに殴ってやれなくてごめん。
もし次に同じようなことがあれば、ぼくが迷わず殴るから。
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