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【医療連携鍼灸師育成セミナー 講座1・2・3】のwebinarを受講して #2

こんにちは。鍼灸専門 一齊堂の東豪です。

本日、東方医療振興財団主催の「医師・鍼灸師・薬剤師が連携してよりよい医療を患者様へ提供できる仕組みづくり」の一環。

【医療連携鍼灸師育成セミナー 講座1・2・3】のwebinarを受講いたしました。


(▼)医療連携鍼灸師育成セミナーとは


(▼)医療連携鍼灸師育成セミナーの目的と概要

●日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)が主催する講座です。
●日本東方医学会では「患者中心の医療」の実現に向け、鍼灸師の医療連携を推進しています。
●下記のような鍼灸師さんの受講をお待ちしています。
 “臨床的に鍼灸院だけで患者さんを診ることに限界を感じている”
 “経験は浅いが、地域医療連携「顔の見える連携」に興味がある”
 “鍼灸教育者として医療連携に興味がある”
 “地域住民の健康維持や健康長寿に貢献したい”
 “多職種と交流したい”
 “勉強が好きだ”

引用:日本東方医学会認定 「医療連携鍼灸師」育成セミナー


医療連携鍼灸師育成セミナー 講座1・2・3では、鍼灸師が医療連携を行う際の基本的なマナーや作法について、それぞれの先生方がご自身の経験を踏まえた実際的な内容をお話しして下さりました。

非常に興味深く拝聴させて頂きました。


印象的だった点

1.皆さん各人が「自分なりに工夫」して、医療機関との関わりを模索しているという点

そうなんですよね。まだまだ鍼灸師と医療機関の関係構築に向けた共通のスキームというものが構築されていないです。

皆さん各人が、各地域の仕組みを活かして医療機関との関わりを作っていこうと工夫してみたり、勤めていた鍼灸院併設の漢方内科の関りをスライドする形で医療連携のスキームを作ってみたりされていました。

はたまた、健康保険の仕組みを使った訪問鍼灸事業を運営することで、医師に書いて頂く「同意書」記入をきっかけに、患者に同行して医療保険を用いた鍼灸治療の必要性を説明しにいったり、経過について「報告書」でお伝えするなど、鍼灸師側から積極的に関わっていくスタイルもありました。

先輩鍼灸師の先生方、本当にすごいです٩( ''ω'' )و


2.「診療情報提供書」も「紹介状」も鍼灸師から積極的に書く

これは参考にしたいと思ったのはこちら「診療情報提供書(しんりょうじょうほうていきょうしょ)」と呼ばれる医療機関へ情報提供することで円滑な診療のお手伝いができる書類を、ほぼすべての患者さんの担当医に作成しているとのことでした。

紹介状もどんどん書いているんですね~

これからの時代の鍼灸師としては、ぜひ参考にしたいと思いました!


まとめ

東洋医学的な治療技術を表現することができることも重要ですが、治療技術を表現するためにはきちんとした見立て、それから、見立てるための情報収集も非常に大事であります。

ただ、『東洋医学的な治療ができる』と同じくらいに重要なこととして、『一医療人としての社会的コミュニケーションが取れる』があると思いました。

失礼や、無礼の無いように。できる限りわかりやすく建設的に患者さんのためになるように、どう伝えてどう表現するのか。

私は私なりに、良いところは真似をして、工夫して模索してみよう。


今回も読んで頂きありがとうございます。ISSEIDO noteでは、東洋医学に関わる「一齊堂の活動」や「研修の記録」を書いています。どんな人と会い、どんな体験をし、そこで何を感じたかを共有しています。臨床・教育・研究・開発・開拓をするなかで感じた発見など、個人的な話もあります。


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