
星街すいせいNEWアルバム『新星目録』個人的感想 『ビビデバ』編
前回はアルバム『新星目録』の1番目の曲『先駆者』の個人的感想を書きました。
今回は、2曲目の『ビビデバ』の個人的感想を書きます!
すいちゃんのこと、というよりもVTuberのことに興味がある方なら、絶対1度は聞いた事がある曲でしょう。2024年のすいちゃん、というより、すいちゃん自身が一気に有名となった曲ですね!MVがアニメーションと実写を融合させるというビジュアルでも挑戦的な試みをしたものでTikTok等でも話題となりました。躍りも面白くて、ついつい踊っちゃいますね。私は歌が流れるたびに踊っています。
「ビビデバ」という曲を作った理由は、「Stellar Stellar芸人」「Stellar Stellarの人」から脱却しようと考えていたそうです。確かにこの曲はすいちゃん自身も好きな曲だそうですが、1stアルバムの曲。
「そろそろ新しく何かをヒットさせなきゃっていう思いがあって、それで、今までとは違う”ビビデバ”っていうダンスミュージックを作ってみました」という。この曲により「今までの自分の楽曲とはかなり違う方向性を見せられたんじゃないかと思っています」とインタビューで答えています(雑誌「CUT」インタビュー記事)。
この「ビビデバ」も実は「Stellar Stellar」と同じ世界観であると思います。「Stellar Stellar」は「シンデレラじゃなくて王子様だ」というテーマでしたが、この「ビビデバ」も「シンデレラ」を表現しています。かなり破天荒なシンデレラではありますが・・・
この件については、すいちゃん自身「結局シンデレラなんかい」と突っ込んではいますが、「行ったり来たりしてもいいかな」と考えていたそうです。ライブ先行で作られた「ビビデバ」だそうですが、ライブのコンセプトでもあった「時計とシンデレラ」にすいちゃんらしさを加えたもの、とのことです。(雑誌「CUT」インタビュー記事)
Billboardjapanのインタビューでは、次曲の『AWAKE』とともにアニメーションと実写を融合させた理由としてすいちゃんは、「リアルに浸透させたい、進出したいという気持ちは大きいですね。バーチャルな存在として、もっと3次元の人たちにアプローチしていくにはどうしたらいいのか、みたいなことをたくさん考えた結果、やっぱり融合なのかなって。そういう私の気持ちをクリエーターの皆さんが拾い上げてくださいました」と語っています。
いかにVTuberを世の中に知ってもらうかを考えているから、こういった挑戦的な発想になるんでしょうね。
この『ビビデバ』、先日ついに1億再生を突破したということで、自分で表彰式のショート動画もあげていましたねえ。可愛かった・・・
あと、『ビビデバ』MV内で監督さんらしき人がマネちゃんらしき人を言い上げてどついた瞬間、すいちゃんが抗議します。「てめえ、あたしのマネちゃんどつきやがったな!あん!?やんのか!?」という台詞がすぐに脳内再生されるくらいに正義感強くて相手が間違っていれば誰でもちゃんとクレームをつけるところは、すいちゃんらしいですね。
その後、すったもんだしている現場を一人去って、ドレスからダンスのしやすいラフな格好に着替えて、町中で自由に踊りだすシーンとなりますが、ここの部分が結構好きです。すいちゃんらしい、生き生きとしているシーンですね。
歌詞も全体がすいちゃんらしい、自分はお姫様ではないんじゃ!!という感じ、つまり、お淑やかじゃなくてアクティブ・・・カワイイ・・・つまり、
「すいちゃんは~~~??今日もかわいいい!!!!!」