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星街すいせいNEWアルバム『新星目録』個人的感想 『綺麗事』編

   すいちゃんのアルバム『新星目録』もついに、最後の曲となりました。


 この『綺麗事』はすいちゃんが作詞作曲をした楽曲です。BillboardJapanのインタビューですいちゃんは、次のように『綺麗事』を作詞作曲することになったきっかけについて語っています。その中で、

  『 2ndアルバムのときもやりたいとは思っていたけど間に合わなくて。というか、重い腰を上げられなかった。「3rdアルバムこそはやりたいです」みたいな話をしていたら「じゃあ何月までに」とか、どんどん締切が設定されていって…。』

 インタビュアーさんから「外堀を埋められた感じ?」と言われています(笑)ホロライブって、ポロッと言ってしまったことが実現してしまうという恐ろしいところなんですよねえ。おかげで、視聴側はかなり楽しめていますが!で、すいちゃんはそれに対して「そうなんです。これは作るしかないんだって。でも、めちゃくちゃ締切を超過しちゃったんですけど(笑)。それでもなんとか完成させたって感じでした」と、結構ギリギリかつ無理をして作ったようですねえ。

 曲作りするにあたって、ダンスミュージックやロック等々色々な楽曲構想があったようですが、最初に自身が作詞作曲する曲をどういった感じにするか相当悩まれ、アウトプットするも大変だったようです。しかし、さすがはすいちゃん。「テーマとかそっちのけで、とにかく思い浮かんだメロディーから広げていこうと考えて、サビの一番最初のフレーズがまず出てきたんですけど、同時に歌詞も一緒に出てきたんですよ。それを広げて完成させました」とインタビューで話しています。さっすが!

  で、『綺麗事』のテーマは「諦める人間たちに対して、そこで諦めたら試合終了だよっていうような曲になりました」とのこと。

   実際、社会に出て仕事をしていると、若い頃に思い描いていた夢やなりたかった自分の事は二の次、三の次。諦めることが沢山あったなあ、と結構思うことがあります。「あの時、こうしておけば・・・」ということなんかよくありますねえ。そして、その諦めた事の言い訳として『綺麗事』を言う。
本当、ザクッと抉ってくるね、すいちゃん・・・

 とはいえ、その『綺麗事』を言って困らせているのは自分自身。諦めることが多かったこそ「試合終了」が本当に身にしみてわかりますなあ。

 何事にも屈せず、自分の夢をただ突き進んできたすいちゃんだからこその歌詞ですね。私ももういい年ですが、もう一回、『綺麗事』を言わずに挑戦してみようかな、と『綺麗事』を聴いて思いました。

 さて、すいちゃんのアルバム『新星目録』前11曲の個人的感想を書いてきました。解釈違いがあるかもしれませんが、私の聴いて思った感想ですので、ご容赦ください!

 自分よりも遙かに若い子に叱咤激励されるとは思いませんでした。このアルバム、とっても気に入りました。すいちゃんありがとうございます!

 

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