四月大歌舞伎第一部備忘メモ
ジャニオタ、歌舞伎を見る。vol.5
※初心者なのをいいことに、あーだこーだ言って後で自分で笑う用の備忘録です。悪しからず。
終演後、すごく楽しみにしていた明日の桜姫が中止になったと知って悲しみに暮れていますが、いつも通り備忘でメモ書きます。
小鍛冶
うっかり仕事のメール見たりしてバタバタしていたら家を出るのが遅くなって、最初5分位遅刻してしまったのですが、凄く面白かったです。(今日は上手後列で観劇)
やけに客入りがいいから何かと思ったら、久々の演目(?)で、加えて、猿之助さんは相当人気のある役者なのだなとお客さんの視線の動きやリアクションを見ていてすぐに思った。
前仕手は、最後の派手な踊りと捌けを除いて歌に沿って淡々と進むから、イヤホンガイドがないと厳しかっただろうなと思った……
紅葉の舞う様子が美しく、秋に京都に行けたら、きっと伏見稲荷を訪れたいなと、note。
弟子たちの場面で、お一人ずつの踊りのソロパートがあるなんて、お得ですね。
春彦のどっしりとしたおじさんLockerのような貫禄と、巫女の華やかな踊りや丁寧な手先が好きだった。(あと、巫女の衣装がかわいかった。紐で膨らませていて、パフスリみたい!)
後仕手は、まず幕が開いて随分違った情景になっていて驚いたのですが、暗い森の怖さや神秘性が深い紺色のセットと照明でグッと強く感じられて惹き込まれる。
それから、鍛冶の場面の音の響きが、洋物のパーカッションのようで楽しかった(指でリズムとっちゃった)。
稲荷明神の花道の見せ場で、飛んで跳ねてすっごくダイナミックに動く猿之助さんの振動が、床を伝って私のところまで伝わってきて、迫力ありました。
猿之助さんのこと、テレビドラマでは様々に拝見させて頂いておりましたが、こんなに凄みのあるダイナミックな踊りを踊られる方だというのを今日まで知らなかったなんて、恥ずかしいです(笑)
勧進帳
Travis Japanのオタクとしては見ておかなくてはなと。ね、宮近くん?(ん?)
勿論、勧進帳がどういう話で、加えて弁慶が義経を殴って事なきを得た〜みたいなざっくりとした流れは知っていたのですが、「勧進帳」というタイトルでありながら勧進帳に関する部分って本当に一瞬なんですね(笑)
それから、富樫左衛門が、察していたけど通してあげた、だとか、弁慶に酒を振る舞って云々、のくだりは知らなかったか忘れていたか、多分初見だったので、新鮮に楽しめました。
松也さんのことも、当然松本潤のお友達としてよくテレビでは拝見していましたが、彼のことも舞台上で拝見するのは初めてだったので、舞台用の発声とか、諸々新鮮でした。衣装の柄が素敵だったー。
(余談ですが、ついこの前ブンブブでキャンドルフリークであることを話されていたので、今日も帰ったら家のキャンドルの点灯式やるのかな…とか余計なこと考えちゃって微妙に集中できなかった)
幸四郎さんは先月楼門五三桐で見惚れてしまったほどの顔ファンなのですが、今日は酒を飲み千鳥足で舞うコミカルなシーン、加えて終盤にかけての、泣いたり、富樫左衛門に感謝の念を浮かべるシーンが見られてとてもとても楽しかったです。
………と、満足して終演したところで明日の桜姫がなくなったことを知ったのですが、このモヤモヤをどこにぶつけよう………と思って白金やでひと口いなりを頂きました。
香ばしいいなり寿司と、あ゛ぁついお茶(ジャニーさんを真似するKinKi Kidsボイスでお願いします)で少しばかり落ちた気持ちを流し込み、明日から中止となる(泣)日生劇場へ向かいます。
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