三月大歌舞伎第三部Aプロ備忘メモ
ジャニオタ、歌舞伎を見る。vol.4
※初心者なのをいいことに、あーだこーだ言って後で自分で笑う用の備忘録です。悪しからず。
今日は一階後方ブロック最下手、花道の付け根がギリギリ見える席を取ってみた。前方席よりも、花道/舞台面と同じGL(グランドレベル)に座れるので、これは面白い!(=虎者で座りたい)(虎者で席は選べませんよ)(←歌舞伎会TELが繋がれば座席選べるのですね、今秋頑張りたい!)
楼門五三桐
歌舞伎入門書系で「絶景かな絶景かな」は何度も見たことがあったので、これか〜!と思ったし、桜と松の目出度い景色に、ふむ、これは確かに絶景だな、と相槌。
早めに座席についたので、筋書は熟読していたのだけど、南禅寺楼門がせり上がるところ、凄すぎて拍手というより手を叩いて喜んでしまいました。大迫力!!!
松本幸四郎さんのお顔の美しさに見惚れていたら幕が引かれて吃驚したwこんなに短い演目もあるのですね。幕引き間際パッと提灯に明かりが灯るのも華やかで良かった。
ちょっとイヤホンガイドの園田栄治さんの声が聞き取りづらくて苦戦。あと、三味線の「唐草」を覚えた。
隅田川
土曜日、俺の家の話を見ながら、あれ、今週見に行くの隅田川では?と(AプロBプロ迷ったのだけど、グッジョブ私!)。
なので背景はなんとなくわかっていたし、筋書も読んだし解説もあって結構わかって安心した。
浄瑠璃の前に紗幕が入り、靄がかかったような、水彩や水墨をぼかした様なセットと照明が薄気味悪くてよかった。夜明けの薄桃がかった空も綺麗。
斑女の登場で、劇場着いて予想した通り着物の擦れる音とか聞こえて興奮した。
斑女の小袖がやけに華やかだったのはなんでかなと思ったのだけど、半分脱いで、笹を引き摺る姿で子が行方不明になった悲しさでおかしくなった姿を表現している、と解説されて、確かに綺麗な着物を着ていた方がその様子が強調されていいなと思った。
それにしても船乗りが良い奴だな。
さて、三月大歌舞伎は取急ぎ一周しました(Bプロは見てないけど)。
個人的には猿若の楽しい雰囲気が断トツ好きでしたが(ステージ写真が出たら買いたい)、楼門のせりのことはきっと忘れないだろうなと思いました。
それから、日曜の三部を見ると大河に間に合わないですね、、、録画してあるからいいんですけど。
絶対見よと各方面からの圧が凄かった来月の桜姫もうっかり日曜を取ってしまったのですが、楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?