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アルキシスの初飛行でユニバーサルインターフェースアダプターのデモを実施(spacenews翻訳9/21)

パリ - 南カリフォルニアの新興企業で、軌道上商取引のためのロボットインフラを開発しているアルキシスは、9月21日、主要技術の宇宙飛行実証の計画を発表しました。

アルキシス・ポートは、自由に飛行する宇宙プラットフォームのプロトタイプ、試験、組み立て、統合に対応するように設計されています。また、軌道上輸送機や軌道上での組み立てや製造のための目的地としても利用できるように設計されています。

2023年、アルキシスはAppliqueを打ち上げる予定です。
これは、さまざまな共通のインターフェース規格やプロトコルを使用して、あらゆる宇宙船のペイロードを接続できるように設計されたユニバーサルインターフェースアダプターです。
このミッションのための資金は、国防総省の国防革新ユニットからのもので、アルキシスは一連のプロジェクトのために2020年に1750万ドルの他の取引権限を付与しました。
「それはシステムオンチップ設計で、あらゆる外部ペイロードを私たちのポートの内部に接続することができます」
アルキシスの最高戦略責任者のダン・ロペス氏は、SpaceNewsに語りました。
「ロボットアーム、マルチスペクトルカメラ、合成開口レーダー装置、電力、ソーラーパネル、推進力、小型衛星やキューブサットの打ち上げ、金属のリサイクルなど、あらゆるものに接続することができる」
アルキシス社は、燃料補給、ロボットアーム操作、ランデブーおよび近接操作など、軌道上でのサービスに関する様々な要素に焦点を当てた企業との議論を経て、Applique を設計しました。

Appliqueは、アルキシス・ポート・モバイル・プラットフォーム(軌道宇宙港システム)上のペイロードを安全に接続することに加え、アルキシスがDIUの支援を受けて開発している同社のデジタル・ツインの不可欠な要素でもあるのです。

アルキシスは、元アーザキャストの副社長ダン・ロペス氏と南カリフォルニア大学宇宙工学研究センターの所長デビッド・バーンハート氏によって2014年に設立された企業です。同社は、地球低軌道における商取引のネクサスポイントとなる標準的なポートプラットフォームを開発しています。

アルキシス社は、顧客の実験装置が確実にポートに接続できるように、デジタルツインを作成しました。
顧客は、軌道上に実験装置を送る前に、Applique デバイスを送られ、それを使ってクラウドベースのデジタル・ツインと安全な接続でリモート接続します。

この仮想リンクにより、顧客の船外実験装置が軌道に乗った時点で、アルキシスがポートに統合する準備が整うことになる、とロペス氏は言います。「これがスピードアップの方法です」

このインターフェースコネクタの開発にあたり、アルキシス社は、宇宙アプリケーション用のハードウェアおよびソフトウェアインターフェースを開発してきたドイツのiBossスペース社およびカリフォルニア州ロスアラミトスのノバウルク社と共同で開発を行いました。

「私たちが取り組んでいることはすべて、拡張性があり、かつ顧客にとってシンプルで統合しやすく、さまざまなレベルでのイノベーションを奨励し加速させるものです」と、アルキシス社のシステム・エンジニアリング部門のチーフ、ラフル・ルガーニ氏は声明で述べています。

#アルキシス
#宇宙港

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