アーキシスとパートナー企業が、軌道上で衛星を構築する方法を示す(spacenews翻訳3/20)
ロボットが衛星の組み立て
サンフランシスコ - 米宇宙軍は、南カリフォルニアの新興企業アーキシスが率いるチームに160万ドルの契約を結び、ロボットによる衛星の組み立てを実演させました。
SpaceWERX Small Business Innovation Research契約の下、アーキシス、ノバウルク、モティブ・スペース・システムズ、ケーディック、iボス、Texas A&M大学は、アーキシス・ポート・モジュールのロボットアームで3軸安定化衛星を組み立てる方法を実証します。
アーキシスのCEO兼共同設立者であるデイブ・バーンハート氏は、「この取り組みにより、ポートモジュール上部のロボットアームを利用して分離可能な宇宙プラットフォームを組み立て、軌道上で放出する能力を含む、我々が作り上げたサービス全体が拡張されました」とSpaceNewsに述べています。
軌道上での組み立て
地上で組み立てられる衛星は、ポインティング、情報処理、データ保存などの機能を提供する箱型のモジュール、ノバウルクス・スレゴを少なくとも3つ組み合わせて構成される予定です。
また、アーキシスが率いるチームは、新しい宇宙船の実用性を証明するために、カメラやその他のペイロードを取り付けるようです。
「米国宇宙軍とSpaceWERXのユニークなSBIRプロセスを通じて、我々は新しいプラットフォームを作成したり、その場でそれらを変更するために宇宙でリソースを使用して対処します」ノバウルクス最高技術責任者のタルボ・イェーガー氏は、声明の中で述べています。
「ポートでは、部品から宇宙システムを作成することができるプラットフォームを実証する予定です。」
課題の解決
デモンストレーションを通じて、アーキシス主導のチームは「ロボットの接続、インターフェース、制御の忠実性を証明する」とBarnhartは述べています。さらに、このデモンストレーションでは、解決すべき課題も明らかにします。
例えば、ロボットアームの動作は、宇宙プラットフォームに勢いを与えます。
テキサスA&Mエンジニアリング実験場は、アーキシスが率いるチームがプラットフォームを安定させる方法を解明するのを支援します。
「他のプラットフォームから機能的な衛星を組み立てることができれば、地球軌道上の市場や既存の衛星のその場での変更だけでなく、月や火星探査用のオンデマンド衛星の可能性が広がります」と、宇宙と火星のディレクターであるロバート・アンブローズは言います。
テキサスA&Mエンジニアリング・エクスペリメント・ステーションのロボティクス・イニシアチブ担当は、声明の中で次のように述べています。
「これは、軌道上でより忠実なロボット工学を検証し、実証するために、構築、組み立て、修理、操作するためのプラットフォームを開発している私たちにとって、信じられないほどエキサイティングです」
デモのために、ドイツのiボス・スペースとノバウルクスは、ハードウェアとソフトウェア・インターフェースを供給します。
モーティブはロボットアームを提供します。
ケーディックは、宇宙船のペイロードを接続するためのユニバーサルインターフェースアダプターであるAppliqueの開発と構築をアーキシスに支援しています。
アーキシスは、プロトタイピング、テスト、組み立て、統合のための地球低軌道のプラットフォームであるポートを開発するために2014年に設立されました。
また、ポートは軌道上輸送機の目的地としても機能するように設計されています。
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