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ノースロップグラマン、HALOモジュールWi-FiにSolstarを採用(spacenews翻訳7/18-4)

ノースロップグラマン社のHALOモジュール

サンフランシスコ - ソルスター・スペース社は、ニューメキシコ州の軌道上通信企業であるノースロップ・グラマン社と締結した契約に基づき、NASAの月面ゲートウェイ居住・物流拠点(HALO)モジュールにおいて、乗員と機器のためのWi-Fiアクセスを提供する予定です。

2024年の打ち上げが予定されているHALOモジュールは、ゲートウェイを訪れるクルーの初期居住区として機能し、ソルスター社はノートパソコンより小さなデバイスでWi-Fiアクセスを提供します。

HALO(Habitation and Logistics Outpost)モジュール(右)は、Power and Propulsion Elementとともに、NASAの月ゲートウェイの中核を形成します。

ソルスター社の共同設立者であるマーク・マトシアン氏は、「宇宙での活動には持続的な接続性が不可欠です」と声明で述べています。

ソルスター社の無線アクセスポイントは、宇宙飛行士と地上管制塔、月面、宇宙船との通信をサポートし、同時にペイロードの統合や実験などをサポートする接続用のWi-Fiネットワークを提供する」とマトシアン氏は付け加えています。
「それは、コンピュータやIoTセンサーを含むWi-Fi対応コンポーネントを安全に接続し、宇宙ベースのネットワークデバイスのコレクションを作成します」

ノースロップグラマンは、HALOモジュールのNASAの主契約者です。このモジュールは、同社の貨物輸送機「シグナス」をベースにしています。

サンタフェに拠点を置くソルスターは、宇宙用の通信技術を開発しています。2018年、ソルスターはシュミット通信機のデモンストレーションを行い、ブルーオリジンのサブオービタルカプセル「ニューシェパード」の試験飛行中に宇宙飛行実験と地上の研究者をつないでいます。

最近では、ソルスターは、さまざまな宇宙船の内部または外部に搭載された機器やペイロードのためのWi-Fiホットスポットを作成するデバイスを開発しました。

「将来的には、月面で使用されるローバーや居住ユニットなど、宇宙で使用するために開発されるかもしれません」と、マトシアン氏は述べています。

地球軌道上での通信は、Solstar社が商業通信衛星を利用してメッセージを送信しています。

月周回軌道では、NASAはルナネットと呼ばれるコンセプトを検討しています。
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AZULBLUE
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