#9 アニメブルアカ感想
前回に引き続き9話を見ていきましょう!
アニメ感想
声が低いホシノから始まりました。まじでこの温度差すごいよなぁ。そして対象的なユメ先輩のふわふわ声が中和しきれないほどの不穏感。ちょうどゲーム本編もこの過去の出来事付近の出来事が負債のように出てきているところなのでよりグサグサ来ますね。ゲーム本編でユメ先輩が出てきた付近である人の考察ではこれはホシノの視点だから辛く当たってしまった部分だけ強調して覚えてしまっているというのを見ましたが、これだけ見るとホシノのおそらく本来持っていたであろうゆるい部分は感じませんね。おばかな部分も……。
朝の会話
朝、ホシノとシロコがふたりきりで話しました。この先もですがホシノに対しシロコは信頼を何度も語りかけているところから、本当にシロコはホシノに対する信頼とその存在がなくなる危機感を持っていたのですね。それにしてもあんなふうにどストレートにすまし顔で言えるのはシロコのすごくいいところですね。
さて、カイザーコーポレーションに土地が持っていかれていることが判明しました。ホシノ先輩視点でユメ先輩との日常が描かれる中、アビドスの荒れた状態が描かれましたが、本当に貴重なユメ先輩成分ですね。砂色と称しても何か輝くものを感じるわけですが、実際には土地はめっちゃ荒れ果てています。あの荒れた土地に何かあるのか?と疑問を持った対策委員会は砂漠へ遠足に行くこととなりました。
砂漠に行こう!
今まで言葉のみ出てきていた砂祭りが初めて描かれました。めっちゃ常夏!みたいな感じが強いお祭りですね。砂漠のオアシスの祭りとか見たこと無いですが、実際に現代にあればあんな感じになってもおかしくなさそうです。
そんな思い出話をしていたところ、カイザーPMCの基地を発見、そして包囲されてしまいました。ここでラスボス(に見える)理事が出てきました。宝探ししてるんだ♪みたいな子供じみたことを言い放ち対策委員の面々を苛つかせる理事ですが、容赦なく襲いかかる凄まじい攻撃(金利アップ)を前に彼女たちは何もできません。理事のあからさまな挑発に対しても耐えるホシノは(回想やヒナの証言から感じる)過去の彼女からの成長を感じます。
どうする借金
あのやばい金利アップを前に先生ですら冷静さを失う状況の中、ホシノはのんびりとした口調で解散宣言をします。砂色の青春を過ごしてきたホシノの学校を大切にする気持ちが語られています。先生が語る未来にホシノが何を感じたのかはわかりませんが、清々しい顔で下校するホシノの姿に迷いがないのが印象的ですね。
全体的な感想
最新を追っかけるプレーヤーですら知らない過去がいきいきと描かれる回で、ぼくらも知らない過去の砂色の青春の輝きに眩しさを感じたと思えば、現在進行系の灰色の借金を交互に見せられて変な感情の上下を味わっていました。なんだろうこの感じ。ゲーム本編で味わったことのない方向性の感情の揺さぶり方ですね。そしてやはりいきいきとした生活感やお祭り感はゲームではなかなか表現できないので、アニメの強さを感じる回でした。そう考えると表面上のストーリーは原作通りなものの、見せる絵面はアニメオリジナルみたいな感じで不思議な気持ちにさせられましたね。補完の域を超えてくるような情報量には非常に満足です。また先生の動揺が声に出る部分辺りも未熟さを感じて良かったですね。
ブルアカラジオ
ゲストとしてアヤネが来ました。借金が増え続けるこのラジオは無事返済できるのか!?(このタイミングで増やすなw)
予告
負けました。