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#1 アニメブルアカ感想

ブルアカアニメ始まりましたね。ブルアカとアニメと言えばPVへの力の入り具合もありますが、過去以下のような言及があったので先生方は今後にワクワクしているのではないでしょうか。

エデン条約編も劇場で作りたいなあ。実現したら、熱いですよ……!

https://originalnews.nico/355752/2

もしエデンが劇場になるなら、そこにつながるアビドス編はアニメでちゃんと把握したい(初見の方が把握できる状態にしたい)ところです。そういう意味ではただ動く!すごい!!という喜びよりも大いに未来を期待されたアニメ化となります。

またゲームでは表現しきれていないこと、アニメでは削られたところなどリリース時からの先生としては気になるところでもあります。そういう視点で自分の記録を残して後で振り返りたい!という気持ちが強くあるので、感想を残していこうと思います。そのため初見の先生にはネタバレになるかもしれないのでそこはご了承ください。

アニメ感想

一番見たかったシーンが初手流れてきたので勝利宣言

始まりは一番見たかったシーンでもある電車のシーンでした。
電車の音が響く表現というのは現実を感じさせるので、個人的には現実離れしたゲームの方が好みですが、あの場所がもし現実の空間ならばゲームでは伝わってこなかった情報となります。またアニメの方が連邦生徒会長の重症具合や細かな表情が読み取れるのは本当に良いですね。またあの見た目は先生の目線であることがよく分かる配置なのもぐっとくるものがあります。

後ちょっと思ったのが、経験ではなく選択という言葉。経験と口にするからには相当な自信があるのか……?一応あの世界を取りまとめるだけあって作中では能力がめちゃくちゃ高いと評判ではありますが、それでも経験と言い切るだろうか?(それこそ指揮能力含め様々な能力は先生超えをしてそうな雰囲気がある。)そういえばゲーム本編でもちょっと特殊能力持ってそうな気がするので、もしこの電車が環状線のようなものならループ系の能力を持っていたりする?それとも各種並行世界のようなものの同時並行?などとちょっと考えてしまいました。何にせよ今聞くとちょっと考えさせられる言葉ですね。

Welcome to キヴォトス

シロコのシーンからはキヴォトスの説明ですね。異変といえばヘイローくらいかと思ったらスマートフォンと同じ感覚で銃が出てきたり、住民が全員動物な辺りで初の方は??ってなりそうですね。(ヘイロー出現モーションはPVの方が好きかも。)
先生的にはゲームだと砂のない市街地で行倒れているところから始まるのですが、あまり砂漠化を感じませんでした。それがこのアニメだとかなり砂漠化を丁寧に描いている印象で、いろいろなところで現実にはこういうの無いだろうけどあった場合にはこうなりそう!というリアルさが伝わってきてすごく世界に入れる感じがしました。(例えばOPで掃除中に砂が落ちるシーンがわかりやすいのですが、砂にガンガン埋れていくので上階に溜まった砂が床が抜けた時に落ちてくるって、現実にはあまりなさそうですがそれくらい砂漠化が急速に進んでたらありそう……みたいな空想の中のリアルさみたいなものがいろいろなところに散りばめられていてすごく印象的。)

Welcome to キヴォトス(見ている先生たちへ)

また、(正直この時点では)アビドスからはほぼ関係ないエデン条約についてあえてここ触れていることから、見ている先生方はそこまでやる気ということでいいんだな?みたいな覚悟を感じたりもしました。

また雑魚モブにもちゃんと不良のアンドロイドがいて……不良のアンドロイドって別の意味になりそう……まぁそういうゲームになかったキャラが出てくるのも非常に楽しいですね。ここからはキヴォトスの治安説明となるわけですが、彼女たちの防御力や攻撃力に関しては気になりますよね。一般市民モブ達も一応銃弾に当たっても大丈夫らしいのですが、ヘイロー持ちが異常に頑丈なのは多分確定なものの、そういえば攻撃力に関してはまだ良くわかってないなと言うのを感じたりもしました。

先生……世界を救う攻略チャートの重要な部分は……?

先生に関しては変態行為が世界を救うために必要な攻略チャートに含まれていることで有名ですが、まだその片鱗が見えていません。毎回トレンド入りしてるらしいイオリの足はどうなるのか。本当に気になって夜しか眠れません。この爽やかさと優しさを兼ね備えたほんわか教師が変態行為をどう行うのかも気になるところですが、それ以上に先生が見せる未来のいろいろな表情がどう表現されるのか……楽しみは尽きませんね!

上でちらっと触れた砂漠化の解像度については、シロコによる学校案内で嫌と言うほど目にするでしょう。水の代わりに砂が入っているプールなんて、もう本当に急速な砂漠化を感じずにはいられないシーンです。

ただ、先生は第一印象だけだと詐欺師っぽさを感じるので、ちょっとホシノ先輩が警戒してそうな感じも出てて良いです。

戦闘シーンについて

今回の戦闘シーンは大雑把こんな感じでした。

  • 弾薬の補充は確定したがまだ手元にないので、枯渇寸前

    • 今回乗り切ればなんとかなるが……という焦り

  • シロコは銃を持ってなかったので上からジャンプで戦場へ

    • 運動能力の高さを印象付けている

    • またセリカがちゃんとシロコの銃を持ってきていて、普段の連携力の高さを感じさせる

  • 弾薬不足の焦りからか連携が取れない戦闘

    • 序盤に連携力の高さを感じたものの、普段と異なる戦闘に迷ってそう

      • 例えばアヤネが情報収集や提供、戦況把握してから各々が自分の得意な場所に行くとか、ノノミを起点に面制圧しながら機動力の高いシロコやホシノが混乱の最中前に出てセリカがサポートするとかはやってても不思議ではない

        • でも学生なのでそこまでは無理そう

      • 上ほどの連携できないまでも、お互いがやっていることを把握して適切に動く阿吽の呼吸に近いものはあったかもしれない

        • 少なくとも真っ先に攻撃しそうなシロコより先にノノミが牽制してそうな雰囲気がある

    • アヤネの不安を聞いて何とかしようとしたシロコが飛び出したことであまり慣れない短期決戦に持ち込んだ?

      • 先生が窓際で撃たれかけたことから、恐らくシロコは落下しながら敵の位置などは大まかに把握できたはず

      • 後輩の不安をなんとかしようと突っ走った結果普段とは違う戦闘になり、特に起点になりそうなノノミの出鼻がくじかれたのが戦況不利を招いていそう

      • 追加で弾薬の情報も漏れてアヤネの動きが鈍った?

    • 結果お互いの連携が取れずグダグダになった

  • 先生が出てきて意志を問い、戦闘指揮を行う

    • 先生がホシノの戦闘能力の高さを見抜いたとするなら、シロコの機動力の高さも考えて簡単な交通整理ができれば勝てると確信はしてると思う

      • また最後の弾薬補給も考えるとあの指示を先生が出したなら文句なく能力が高く、してないなら元々の連携力が高い

    • 特に初手からノノミが迷うことなくきっちり弾幕を張った時点で勝ちは確定してそう

  • 勝利

気になるところは戦闘シーンでしょうか。リアルタイムツイートに「射線に出るな。この先生は腹に風穴が空かないと危険性わからないだろう。」(わかって言ってる冗談)みたいなのを見かけましたが、実際そう思います。特に襲撃で窓にいた時はしょうがないにせよ、問いかけの時とかもキヴォトス慣れしてないなこの先生?となります。(もちろんアロナの助けはあるものの、それを表立って出していいのか?みたいなところもある。実際生徒の認識は先生は銃弾に弱い。でもこの動きが後につながることを考えれば不満はない。)ただ、アビドス生徒たちも立ち上がっていたのはどうなのかとww君たちww今戦闘中なんだから立たないでwww位置バレるよ!!

さて、問題は勝利までの流れです。上にちらほら書いてますが、間違いなく先生は今回の勝利に貢献しています。しかし、それが何によってもたらされたかはわかりにくいです。もし普段が個々が各々の動きを把握して勝手に動き回っていたのだとするなら攻撃を連携させる指示流石!みたいになるかもですが、初手ノノミがやろうとしてたことは指示上は恐らく先生の指示とあまり変わらないので、あまり先生の実力を感じません。(ただし最初地面から平行に撃っている=人を狙うところが、先生の指示の後は上から下に打ち下ろして煙幕の発生になっているので、そういうのがわかる指示だったら生徒も視聴者も流石!ってなると思う。ノノミ!上からガンガン弾幕張って!とかなら自然と下に攻撃が通ってあの状況になってたと思う。)

このわかりにくさor能力の伝わらなさはなんなのか。個人的には恐らく先生はちゃんとやるべきことをやるための情報収集をやってはいるし、多分やろうとしていることは良さそうだが、指示のセリフ含めあまり表現が良くないので視聴者にきっちり伝わってないと感じました。

例えばですが上に書いてあるとおり窓際が銃撃される=その延長線上に敵がいるのであの位置から全体が見えるはずです。実際先生もそこから外を見ているので多分戦況を把握しているでしょう。でもどんな状態かがあまり伝わってきてないです。他弾薬周りもです。弾薬残量を気にしない先生の大胆な指示で勝った!というのであれば、弾薬消費をケチる生徒と状況把握してるのでケチらず短期決戦した先生で比較ができ、先生の指揮能力の高さを感じることができます。ですがその弾薬の情報を把握しているでしょうか?もちろん救援要請が来ているので厳しいことは把握していますし、その時点で正確な情報が得られているかもしれません。しかしそこから戦闘があれば弾薬は減っているはずです。先生が生徒たちと自己紹介した部屋に弾薬箱があればそれを先生がちゃんと見ていて把握していたと思いますが、あのシーンで箱が出ていないので残量を知っているのかどうかを視聴者が把握していません。(例えばあのシーンで弾薬箱の中身を映していれば、先生も視聴者も状況をあの時点ではっきりと把握したと思います。)

そんな感じで、恐らく先生は細かな部分をきっちり観察しそれを元に指揮をしていると思うのですが、その把握した情報があまりこちらに来ないので作中で評価されている指揮能力の高さがあまり視聴者に伝わってこないです。結果、この初回戦闘シーンはアビドスと同じくちょっと噛み合わなさを感じてしまいました。頑張ってくれ戦闘!生徒の強さも感じたいがそれとは違う方向性の先生の強さも感じたいんだ!!

さて、そうなってくると今後関わりがあるチュートリアルの話もちゃんと出てくるのか気になるところですね。明らかにチュートリアル戦闘は指揮能力への言及があるのでどこかで入ってくれると思うのですが、その時には指揮力の高さを見せつけてほしいです。

OPは透き通る空気の奥でヌルヌル動いてる

OPに関してはかなりヌルヌル動きますね。ゲームと違って奥行きをすごく感じるというか、ゲームとアニメの違いをまざまざと見せつけるようなシーンの連続は本当に素晴らしいですね。
きれいで透き通るような音楽と映像ですが、でもその中にきっちり不穏な空気を混ぜ込んでいて、やるんだな?ヘイロー一覧もここまでやるんだな?みたいな期待感が高まって非常に良いです。特に空気感に関しては、乾燥して砂埃が舞うアビドス編のOPなのに、奥が霞んだり歪むような砂漠っぽさがOPからは全く伝わってこなくて、この作品の重視する透き通った空気感を強く感じさせる絵になっています。(特にアニメ本編ではきっちり砂漠の奥が揺らぐ感じの空気感になってる。)だからなのか、個人的にはその透明感が見えてはいけない奥まで見通せる恐怖のようなものをちらりと感じてワクワクしてきますね。むしろ序盤のシラトリ区の方が透き通ってない疑惑ありますもん。何だあのアビドスの透き通り具合。

戦闘シーンに関してはリロードがかなり印象的でした。ゲームでも結構リロードが印象に残るのですが、アニメで高解像度のリロードを見るとそれだけで戦闘力や経験をひしひしと感じます。例えばホシノはあののんびりした感じからは想像できない超高速キレッキレリロードを見せてくれるのでそこから歴戦の戦士を感じるでしょうし、一方セリカのリロードは見てる側はかっこいいものの少し素人っぽさを感じる無駄動作を感じるので、なんというかそういうところで個々の実力が垣間見えるのが面白いです。特にシロコは出番も多いだけあってかなり顕著で、驚くべき身体能力と突進力から真っ直ぐさを感じるかと思います。また廊下の直線を走りながら銃撃するシーンは、某最終編のスチルの廊下を走るシーンを感じさせてくれます。あそこをアニメで見てぇ……!本来は銃撃してないけどOPではあの廊下で銃撃してるのを見てぇ!!!ってなりました。あー、頼む。先の先までアニメになってくれぇ!!ちゃんと円盤買うから!!みたいな感情が最後にガッと溢れてくる情報量の多いOPでした。はー、ゆっくりシーン見直さないと。

そんな感じでOPはゲームとの表現の違いを見せてやるぜ!!という意気込みを感じる出来でした。今後も楽しみですね。

ブルアカラジオ

1話の振り返りラジオはこちらです。先生が匂いを嗅ぐシーンはカットされましたが言及されてて笑いました。果たしてイオリの足を舐めるシーンを拝めるのか……期待していきましょう。

また、こちら借金システムがあるのですがまるでアビドス高等学校の借金を感じさせる内容となっていますのでぜひ見てほしいですね。無事借金は完済できるのか!?後冷静に見たらノノミはともかくハルカは便利屋で借金関係ないのに巻き込まれてるの笑いますね。

予告

引き分けでした。

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