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16 好奇心があなたを何倍も強くする理由

「これもやらなきゃ、あの資格もとらなきゃ、これもキャリアアップのためにはやったほうがいいからやらなきゃ」と書き出したやることリストが溜まり溜まっている人はいませんか?

人間は好奇心を持って突き進む人と、やらなければいけないという責任感と目標を元に突き進む人では、好奇心型の方が明らかに強いのです。

以前8記事目に書いた、南極到達戦の話。
探検家アムンセンと英海軍のスコットのどちらが先に南極に到達するかを競ったという話です。
結果的に探検家アムンセンが勝利となりました。
探検家アムンセンは小さい頃からいつか北極(本来は北極だったらしいけど結局先を越されたので南極にしたらしい)にたどり着いてやるぅぅぅぅーと意気込んだやる気満々の冒険家。
一方で、当時どの国が一番はじめに南極にたどり着くかが注目されていたので、イギリスも南極到達には非常に関心を持っていたらしいです。そこで駆り出されたのが優秀将校だったスコット氏。
彼の場合は完璧に「やれと言われたから仕事だからやる」が好奇心よりも大きかったようですね。

やはり好奇心を持っているとやる気も根性も自信もいろいろとついていきます。
ただ、希望を捨てずに好奇心を保つのは難しいところですが。そこは好奇心の強さ次第でしょう。

もしやることリストを片付けられないまま、もう数年たっているのであれば、やることリストに対する自分の好奇心度を測ってみるといいと思います。

やらなければいけないとか、責任感、キャリアのためとかは蚊帳の外に置いておいて、
とりあえず

「これすき?」
「やってる時わくわくする?」

と自分に聞いてみてください。

そこで、好きって思ったものは、どんなに小さなことでも最優先でやっていけば、きっと思った以上にスイスイ物事を進めていけるはずです。

自分の好奇心を信じてあげることがやる気と自信を生みはじめます。

私も以前の会社で、モチベーション委員会を、通常勤務の傍でこなしていた時がありました。
会社全体のサッカートーナメントを実施した時は、きっと5年半務めた中で一番労働の荷が重かったと思います。

その時は約1500人以上いる工場から、26チームの参加を募り、毎週土曜日に4―5試合をこなしていました。

サッカートーナメントを考案したのが8月、トーナメントが始まったのは10月。

準備、上層部への発表、募集、デコレーション、コートの整備、キャプテン会議、審判の用意、と今思えばすごいことをしたなと思います。

でも、疲れは感じませんでした。
むしろ、凄く楽しかったです。

他の同僚からは「そのエネルギーはどこからくるの」と聞かれた時もありました。
その時はその意味がわからなかったのですが、いまニートをしながらぼんやりいろんなことを整理していくと、彼らの意図していたことがわかります。

最終的には、他部署の人間の非協力性やら衝突で疲れてしまったのですが、トーナメントを始まるまでが一番大変だったので、そこまでは好奇心が形成してくれる自信とやる気で乗り越えられました。

人間関係等がこじれてくると、残念ながらやる気を保っていくことが難しくなるので、今回の好奇心を使いこなすのはあくまでも自分の行動における際の方が使いやすいと思います。

自分の好奇心が向かっているところがどんなにあほらしく見えてもやってみるといい。

自分の好奇心に答えられるのは自分だけで、他人は誰も答えられません。

好奇心を特定できることがきっと自分を見つけることにも繋がるはずです。



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