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今年のテーマは、「見える化」
巷にはあふれている言葉。
でも案外冷静になると見えてないのが人間というもの。
初めから 結論です。
noteには2回目投稿です。
前回はこちら↓
改めまして自己紹介
戸惑う小父さん
今年で60歳、自分の親の世代なら定年の年齢。なのにこの秋、初めて製造業に従事。違う環境に戸惑う小父さんです。私の会社は、定年65歳。その後もパートタイマーだけど75歳まで働けます。どんだけ働かす気やねん。
荷物じじいにならないために
「デジタル化」についていけないとガラパコス化するよ。と言う脅迫観念から、町のパソコン教室やDX化への社内研修など、慌てて通う日々なのです。DX(デジタルトランスフォーメーション)は、プログラミングできるIT関連の人の話だよねと考えていました。が・
大きく違いました。
「DX成功の秘訣」気になる
DXの本質や成功の秘訣は、次の記事に言い表せているようです。
しらんけど。。。
DXとテイカーによるテイク・アンド・テイクンとは相性が最悪なのです。ギバーによる相互のギブ・アンド・ギブンで構成された組織によって、価値発揮能力を最大化するというのは、DXの目的でもあり、別の視点で言い換えただけの不可分な関係にあるとも言えるでしょう。
お困り事おまへんか?
そうかギバーにならねば ならぬ。勉強になります。
そこで還暦の業界歴1年生は働く仲間に「お困り事はありませんか」と
聞き取りをすることにいたしました。
メールで仲間に困り事を聞く
私の仕事は、工場がM県やN市、S県の東の方と仲間との距離が100キロ以上もあるのが難点。とりあえずメールをしてみたものの予想通り1週間たっても皆さんからのお声はゼロ件。(勝手にやってろ って感じ)
仲間の業務をしっかり知り尽くして、仲間の困り事を共感できるくらいで無いと意見は出てこんわな。
皆の仕事を見て、自分で考えてみました
自分も含め困っていること
業績数値資料作成が手間。手作業が多い
製造管理帳票すべてが紙ベース。整理保管も手間。
商品製造手順書が紙ベース。管理が煩雑で品質事故の可能性もある。
発注書も紙、電話が多い。発注起案数決定も気合の世界?
在庫管理も霧の中。仕組みがはっきりしていなので期中に見えない。
棚卸作業も棚卸表さえ手作業で作成。手作業で残業。
作業手順書があいまい。活用されていない。
まだまだ出てきそう。
だから儲からないんだよね
商品ごとの在庫や利益もリアルタイム(期中)で わかりづらい。
働き方も効率も良い方向性が見いだせない。
工場工程能力の把握も精度が低い。
日常保全活動の実施もれによる品質事故の可能性がある。
それじゃあ 利益出ないわけです。
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結論
いろんな事が見えてないのです。
儲かっている商品は何なの? 材料の金額ベースでどういう状態なの?
商品を作るのにどれだけの時間と場所が必要なの?
などなど リアルタイムにわかっていないのが実情。
今からすべきことは?
仕組み、プロセスを整理。そのうえで人間の手間を省けるものは
”自分たちで活用できる” テクノロジーを駆使して。
今年は、「工場まるごと 見える化作戦」実行します。
手始めに近距離であるS市のインストアベーカリー工場の作業手順化を進めていきたい。働く仲間の事も考えながら実のあるものにしたい。
その結果、製品品質安定・残業削減・利益向上を目指し 働く人のやりがいを生みたい。
DXを取り組むために勉強を進めると
デジタルを勉強するにも、それを仕事の改善に生かしていくにも
大事なことは、周りの人との係わりが重要。まずは自分の見える化を行い、自分と向き合いながら課題克服が必要である。