家時間は、片付け、掃除、草取り、料理、韓ドラ、そして、断捨離!
子育て終えて、定年した夫と認知症の義母と暮らす私。
子育て終えてフリーになったはずなのに、もはや価値観のズレまくった夫とずっと一緒で、認知症の義母の見守りもあり、私を解放してくれ〜という気分でいる事が多かった。どこかに失踪するのを夢見たり、映画「ノマドランド」を観てもいないのに憧れたりしていた。(この間、アマプラで観て、うん、これは無理と思いました。)
が、しかし、散々ジタバタした結果、今はそういう時期なのだから、家時間を充実してみようと思う事にした。コロナ禍にみんなが家にジッとせざるを得なかったのが、我が家ではまだずっと続いている感じ。家時間を楽しむ事に決めたら、結構楽しい毎日になった。以前は、この閉塞感のある毎日から抜け出そうとばかりしていた。でも、自分が骨折をして実際に歩行不可能になっている間に、配信で韓国ドラマを見るという楽しみを見つけた事も大きい。なにしろ、家にいる時間はたっぷりあるのだ。
骨折して家の中でも動けなかった時には、この押し入れ片付けたい、要らないもの捨てたい、掃除機かけたいと思ってもできなかった。その反動で、治った途端にバリバリ働いたり草取りをしたりしたら、ギックリ腰になった。そこで、またちょっとだけ学習し、一気にやるとまた怪我をしかね無いので、短い時間だけ、とにかく毎日ちょこちょこと、どこかしら整理したり、草取りしたり、捨てたりという事をしている。そして、ちょっと働いたら、あとはドラマ観てよしという事にしたら、いい感じに回っている。だらだらしたら、またちょこちょこ働く。食事の支度も、食の時間の前に毎回やるというよりは、時間がある時に、ちょこちょこしておく。野菜を洗って刻んでおく。茹でておく。切り干し大根煮ておく。糠漬けしとく。肉に下味付けておく。焼いておくのもあり。以前は、食べる時間に合わせて出来上がる方が美味しいと思っていたけど、別にお店じゃないんだからベストの状態で出さなくて良い。
ちょこちょこやる家事は楽チンなんだけど、これが出来るのは家にいる時間が多い人ならではのこと。
朝出勤して夜帰ってくる生活パターンの人には出来ない。どうだ、社会で絶賛活躍中の忙しい若者には出来ないワザなのだ。
家時間が多いと、ちょこちょこ家事で済むので、その分、自由時間がある。介護で家を長時間離れづらいけど、家にずっといるからこその自由時間。本も読めるし、映画やドラマも沢山観れる。映画も2時間続けてみる事には拘らず、途中でいつでも停めて、また続きを観れば良い。
ちょこちょこ家事で家の中を整理して出てきた不用品を、この間ブックオフに持ち込んだ。要らなくなったWi-Fiルーターその他色々。
なぜか私の手元にあった親戚のおばさんから貰ったぶっとい指輪なども、今までもこれからも自分が身につけることないだろうアクセサリー類も持ち込んでみた。「これ、殆どがガラクタだとは思うんですが…。」と、全く期待しないで査定してもらった。
すると、なんと、「7万円です。」という驚愕の査定額。
「値段がつきませんでしたが、どうされますか?」と言われると思っていた私は、思わず、「えっ!!、な、ななまんえん?」と、驚いた。
「はい、今、プラチナと金が大変高騰しております。」との事。
「では、それでお願いします。」と、クラクラしながら家に帰った。
夫に話すと、それ、向こうは多分相当買い叩いたんだぞとの事。
うーん、そうかもしれん。
でも、私は、不燃ごみのまとめて出そうかと思っていたくらいなので、まあ良かった。
いっさいアクセサリーは付けないので、どんなに高かったとしても未練は無し。
家時間の長い方、不用品整理、オススメします。