見出し画像

後ろを振り向いて眺めるよりも One step at a time

二千年以上も読み継がれている史上最長のロングセラー、バイブル。
どんな内容なのか興味ありませんか?英語で一節づつ紹介しています。
貴方なりの解釈で読み解いてください。

久しぶりに実家に滞在し、母とじっくり話す機会がありました。仕事柄未だに多くの人々と話す機会があり口は達者だけど、やはり話題共有者が同世代ばかりなのでどうしても昔の話や後悔のことばかりが話の大半になっている。昔の引き出しを沢山もっていて、今日はこの引き出し、明日はこの引き出しと次から次へと色々な話をだしては後悔、もしくは先々の不安。

私だって、将来不安ですよ!って言いたかったけど、これを言えば言い合いになるだけ。そんな時ちょうど知り合いから聖書の一節メイルが届きました。

二千年以上も前、残念ながら女性の地位は相変わらず低く(そうでない国もあったのでしょうが。。)聖書の中に出てくる女性は限られています。そんな中で、少しだけ語られているアブラハムの甥っ子LOTの奥さん。LOT達がすんでいる町は荒廃の極みに至っており、道徳的モラルがまったくなかった。そこでアブラハムは甥一家を心配し神様に祈ります。なんとか甥を助けてくれと。。。その間、あまりの荒廃ぶりに怒り心頭になった神様はこの街GOMRAを焼き払う為火をつけます。

そんな騒ぎの中, 神様からの遣いである天使がLOTのところにやってきます。

Flee for your lives! Don’t look back, and don’t stop anywhere in the plain! Flee to the mountains or you will be swept away! (Genesis 19:17, NIV)

「後ろを振り返らずただただ前へ突き進め」

家族全員必死で町から逃げ出すのですが、遠くに見える焼けている町をLOTの奥さんは振り返ってみてしまうのです。その瞬間彼女はPILAR(砂の塔)になってしまうのです。

この節から学ぶことは、過去を振り返り眺めるよりも過去の経験を活かし前に向かって歩み続ける、過去には戻れないのだから。後ろ向きでなく自分のやるべきことに向かって突き進む。これなんだな。っと改めて確認した一節でした。

歴史を学ぶことはとても大切、私も歴史は大好きです。でもそれはあくまでも将来の参考とするためのものなのかなっと。こんな言葉を見つけました。
“The past is a place of reference, not a place of residence.” Roy T. Bennett

過去の引出しを沢山もつことは良いけど、色々な引出し出しては眺めてたり、ため息ついて後悔ばかり。なーんてことにはなりたくないなぁ。

#ジブン株式会社マガジン


いいなと思ったら応援しよう!