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「もる」というトレンド One step at a time
二千年以上も読み継がれている史上最長のロングセラー、バイブル。
どんな内容なのか興味ありませんか?英語で一節づつ紹介しています。
貴方なりの解釈で読み解いてください。
前回に引き続きPIVOTの佐々木さんとリハックの高橋さんの対談を聞いて感じたこと。最近のメディアはかなり「もっている」、また何事も善か悪かで判断しようとし、立場が違えば見え方も違うということを考慮していない。
このことに全くもって同感しています。特に高橋さんのコメントであの人は嘘を言っているなどの誇大報道がされているが、発言者の立場からみるとそれは真実のように見えるし、別の立場の人からみればそれは嘘だととらえられる。例えば小さいころからこれは青だと信号のグリーンを見て育った人は信号を見てもそれは青色だという感覚をもっているだろうし、これは薄緑と教え込まれて育った人とはそもそもの出発点が違う。そこをどうもめたところでどうになるの?ということを言いたかったのだと思います。
また、メディアはかなり「もって」いるという話題が出ましたが、私は今の時流が全て「もり」「もり」の文化になっているのでないかな。と思っています。インスタで最高の自分をアップする、ごちそうをアップする、お茶漬けさらさらの写真より大ご馳走の方が「ばえる」に決まっています。
聖書ではこの「もる」ということをひどく嫌っています。イーストを使わないパンを焼きなさいという指示が聖書のところどころに出てくるのです。イーストはパンの材料の一つですが、小麦粉と水が合わさり、小麦粉中のグルテンが水と融合することにより弾力性を持ち始め、イーストの繁殖しやすい適度の温度と砂糖が加わることにより合成ドウの中でイーストはどんどん繁殖していく。イーストは成長過程で二酸化酸素を排出するため、このドウがグーンとこのCO2の増加に伴い、ひっぱられてかさが伸びて膨らむ。。。
これがパンの一般的な原理なのですが、つまりイーストというのはドウを膨らまし本来のかさ以上の大きさにみせかける。。
つまり、イーストを人間のプライドというか「もり」「もり」精神に例えて、あるがままの自身でいなさい、決してもってはいけないよ。ということを常に説いています。その他、イーストは罪や汚職などの意味にも参照されます。お祭りごとなどのことあるイベントの時には必ずイーストをいれないパンを焼きなさいという指示があります。
例えばこのような厳しい掟があります。
For seven days you are to eat bread made without yeast. On the first day remove the yeast from your houses, for whoever eats anything with yeast in it from the first day through the seventh must be cut off from Israel.
Exodus 12:15 (NIV)
中東で食べられているピタなども平らでイーストが入っていませんが、これもそうした背景があるからです。
つまり、天からのメッセージは一言でいえばこんなかんじなのでしょうか。
Humble yourselves before the Lord, and he will lift you up.
James 4:10 (NIV)
あるがままで生きていきたいですね。