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入りと出をみないとね。One step at a time
二千年以上も読み継がれている史上最長のロングセラー、バイブル。
どんな内容なのか興味ありませんか?英語で一節づつ紹介しています。
貴方なりの解釈で読み解いてください。
誰でも人生の中で大きな出費をすることって少なくとも1~2回はあると思います。家や車を買う、事業を始める、新しく家庭を作る、用途は様々。そのような時に、資金計画を立てずに、とりあえず着手してしまう、ってことは何の準備もしないでいきなりフルマラソンにでるようなものです。
また、資金契約をたてる際には必ず収支の見込みを楽観的・現実的・保守的など、幾通りの計画をたてることも大切。例えば、脱サラして事業をはじめよう!っと全財産を投入して豪華設備を導入してみたけど、なかなか顧客をつけることに成功せず、人件費・家賃などはどんどんかさむ。。投資と回収のバランスを見誤った。こんな話は典型的ですね。
千円のランチを販売するのに素材にこだわった2千円の材料費をかけて赤字になるのと同じように、自身の収入や持っているリソースの「入り」と「出」を考察することは大切です。時として赤字を出して販売することも必要かもしれないけど、それが恒久的なら、商売はなりたたない。
総益(販売から原価を引いたもの、マージンとも呼ばれます)を設定しても、台風で客足が減り、原価まるごと廃棄。なーんてこもと起こりえるわけで、幾通りのパターンを想定し、それに応じた事業計画・投資金額を考えていくことの重要性はもう旧世紀の頃から語り継がれています。もちろん、聖書の中にもいくつかの章があります。
“Suppose one of you wants to build a tower. Won’t you first sit down and estimate the cost to see if you have enough money to complete it? For if you lay the foundation and are not able to finish it, everyone who sees it will ridicule you, saying, ‘This person began to build and wasn’t able to finish.’
Luke 14: 28-30 NIV
タワーを立て始めたはいいが、予算がたりなくなり、途中で頓挫。こんな状態にはなりたくないですよね。
The plans of the diligent lead to profit as surely as haste leads to poverty.
Proverbs 21:5 NIV
緻密な計画は富をもたらし、慌ててたてはプランは貧困に通ず。。。
時には直感を信じ行動すべき時もあるけど、やはり黄金の法則は、
現状把握(市場ニーズや近い将来の社会のトレンドをつかむ)
自身の棚卸し(何があって、何が足りていないのか)
楽観的・悲観的・標準的と幾通りのかのプランを立ててみる
小さく初めて、始めた限りはルールに外れていない限り簡単に諦めない
周りの状況に応じて臨機応変に対応・変化させる
これなのかな。
昨日たまたま観ていたNHKのファミリーヒストリーという番組で紹介されちた石黒修選手。俳優・絵本作家でもある石黒謙のお父様でもあり、日本にプロテニスを導入したテニス界の大功労者ですが、彼は対戦相手の行動パターンを鋭く観察し、その行動パターンを事細かく記録に残していたそうです。ただやみくもにプレイをしていたのではなく、対戦相手によって、そのプレイを変える。まさにこれも計画なのだなぁと痛感しました。
計画なくして成功なし。