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リーダーは身だしなみが9割 One step at a time

二千年以上も読み継がれている史上最長のロングセラー、バイブル。
どんな内容なのか興味ありませんか?英語で一節づつ紹介しています。
貴方なりの解釈で読み解いてください。

米国・中国・豪州と幅広く大使をお勤めになられた元山上外交官が辛口で現在の首相の立ち振る舞いをコメントされています。

リーダーの素質は自信に満ちて、周囲に安心感を与えるようなオーラをもっていて、人々を引率する力、聴衆の意向を代表して堂々と発言できる能力などを持ち合わせていると理解していますが、これに加えて、背筋がぴしっとしていて、身だしなみも整っていること、この要素も不可欠なポイントであるなと最近痛感しています。

ましてや国を代表するようなトップが重要な会議で握手を求められて、座ったままで対応する。「日の丸」に泥を塗ったような対応、残念で仕方がありません。

あなたの周りのリーダーはどんな立ち振る舞いをされていますか?「。。。たいしたものではありませんが。。。」「すいません、お時間あったら聞いて欲しいのですが、、」「これ、まだはっきりしていないのですが。。。」こんな自信のない言葉ではじまったら耳を傾けたいですか?そして猫背で目線もあっていない。極めつけに加齢臭まで漂った、「よれよれでしわしわ」のスーツで登場されたらどうでしょう。。。もう最悪ですよね。

リーダーとなる人は堂々と、そして別にブランド品を身に着けてとは言わないけど、せめて、清潔感があり、ぴしっとした恰好で臨んでいただきたいです。

そして立ち振る舞い。会話をするときはしっかり相手の目をみる、相手が握手を求めてきたら、すぐさま立ち上がり相手の手を掴み取るように強く握る。これこそ信頼できるリーダーですよね。

リーダーとして持っていて欲しい素養

旧約聖書でおなじみのモーゼは人前で話すことが得意でないと神様に打ち明けると兄弟のAaronをモーゼの補佐役として任命します。そしてモーゼにこのように伝えます。

プロに頼んで祭祀として相応しい衣装をしつらえる。もうこの時代からリーダーたるものの身だしなみの心構えが唱えられていたのです。

特に海外での日本人の身だしなみ・立ち振る舞いは、ある意味「日本の鏡」となるものですから、細部にまで気を配っていきたいです。自分の経験でも、海外に行って日本人と言って悪い印象をもたえることは殆どなく(オーストラリア・ダーウィンで日本軍の攻撃で息子を失った老婦人は日本人を毛嫌いしていましたが)、先人たちが美徳の種を蒔いてくれたおかげで未だにその開花した花を利用させていただいています。

山上さんがおっしゃられていたように、私たち一人一人が、外交官。恥じないような立ち振る舞いをしていかないと。40年以上も前のバブル期に多くの日本人ビジネスマンがフィリピンやタイでたいそうなふるまいをされたことが話題になっていましたが、一人一人が、外交官。例えリーダーででなくてもリーダーであっても、身だしなみには気を配る。

身を引き締めるような気持になった新年、元旦の日の拝聴でした。

#ジブン株式会社マガジン


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