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2年間考え続けた、心に響く言葉を話す方法。

こんにちは。あずきです。

私はこの2年間「心に響く言葉」について考えてきました。

私自身がブログを書き、人の心に響く言葉を紡ぎたいと思うのはもちろんの事

一人の人間として、深くて味わいのある言葉に何度も感動してきました。

例えば、芦田愛菜さんの信じるということについてや、藤井アナウンサーの愛情あるコメントなど。

皆さんも、「この人はすごい!」「なんでこんな言葉が出てくるんだ!」と感銘を受けたことがあるのでは無いでしょうか。

そうした心に残る言葉を話せるようになるために必要なことは何なのか、考えていきましょう。


大事なのは小手先のテクニックではない


心に響く言葉を考え始めて、私が最初に行き着いたのは、コピーライティングでした。

コピーライティングとは、広告に使われる言葉のテクニックです。

「最新のスケジュールアプリ」というよりも「紙の手帳はもう古い?最新のスケジュールアプリ」と書く方が数倍の広告効果が得られるというような話です。

「もう古い」と切り捨てると、注目を浴びやすくなるというテクニックですね。

この他にも
「結論ファーストで言いましょう」
「文字数は○文字以内で」
というようなテクニックをたくさん調べ実践しました。

しかし、効果的な単語、効果的な構成をどれだけ気をつけても、なかなか人に言葉が届く事はありませんでした。

そこで私は、大切なのは小手先のテクニックではないのだと気づきました。


大切なのは言葉にかける思いだ


その次に私が出会ったのは「言葉にできるは武器になる」という本でした。

「バイトするならタウンワーク」というキャッチフレーズを作ったコピーライター梅田さんの著書です。

この本は、小手先の文章テクニックではなく、大切なのは言葉にかける思いだということが書かれています。

小手先のテクニックでどう言うかより、何を言うかの方がよっぽど大切なのです。

梅田さんは、1行のキャッチフレーズを書くために、何枚もの紙に思いを書き出し、膨大な伝えたいことを凝縮した一言を作り出すそうです。

例えば「信じる」というひとつの事柄について書く時に、どれだけ「信じる」について考えを持っているかが大切だという訳です。

誰に対してなのか、信じるとはそもそも何か、どんな時に信じるのか、信じるとどうなるのか、自分は何を信じているのか、、、

「信じる」という言葉から派生する、ありとあらゆることに対して自分の考えを持っている人とそうではない人が話す言葉は違ってくることは想像ができますよね。

このことから私は、「心に響く言葉」を書くためには私自身の考えを深めていく必要があることを学びました。

そのために、私はひとつのことを考え、それをブログを書いてみたり、人と話し合ってみたりするといった、アウトプットを増やしてみました。


話す相手のことを理解しているか


その後、私が考えたのは自分が話す言葉ではなく、相手が話す言葉です。

私は七つの習慣という本に出会いました。
この本は言葉についてではなく、人格についての本なのですが、私の解釈を交えてお話します。

七つの習慣では、影響を与えられる人は影響を受けられる人だという話が出てきます。

ほとんどの人は、影響力の鍵はコミュニケーション力にあると考えており、伝えたい内容を分かりやすく伝えれば影響を及ぼせると考えています。

しかし、あなたが人の話を聞く時はどうですか?
分かりやすく伝えられたら心に響くでしょうか。
人の話を聞く時は、真剣に聞くと言うより、この後どうリアクションしようかなどほか事を考えながら聞いている人が多いと思います。

あなたが相手に影響を与えられるのは、相手があなたに影響を与えていると感じた時からです。

相手があなたに理解されていると感じて始めて、あなたが真剣に話を聞いてくれたと感じて初めて、その人に影響を与えられるようになるのです。

私は、影響というものは一方方向ではなく、双方向だと思います。

私が相手を深く理解しようと話を聞いていたら、相手も私を深く理解しようとしてくれる。

私が相手から影響を受ければ、相手も私から影響を受けようとする。

このように、あなたが相手を理解したことで、相手があなたを理解しようとし始め、あなたの言葉に重みが加わるのです。

理解されるより理解するのが先


また、七つの習慣には、理解されるように努めるより、自分が相手を理解する方が先だ、と書かれています。

みなさん、理解してもらおうと必死になって説明したのに、まったく分かり合えなかったという経験が1度はあると思います。

それは、相手を理解するよりも、自分を理解して欲しいが先に来ているからという訳ですね。

たとえば、嵐の櫻井さんが結婚した際、ニュース番組でのファンへのコメントが話題になりました。

その際、「俺は結婚したいんだ」「ファンのみんな分かってくれ」という気持ちばかりでは、ファンに気持ちは届かなかったと思います。

自分が伝えたいこと以上に、ファンは今どう思っているのか、ファンは何を望んでいるのかという相手の気持ちを理解し大切にする姿勢があったからこそ、ファンの心に届きたのです。

このように、伝えたい、わかって欲しいという思いよりも、理解したい、受け止めたいという気持ちを持って話す言葉の方が、相手に届くのです。


まとめ


以上のことから、「心に響く言葉」はその事柄や関わっている人々について理解し、考えを深めることによって生まれることが分かりました。

そんな中で、私が実践しているのは、たくさんの本を読むこと、そして周りの人の話を真剣に聞くことです。

本を読めば様々な人の視点が学べます。

また、周りの人の話を真剣に聞けば、まずは周りの人に届く言葉を学んでいくことが出来ます。

それはいずれ、書く言葉にも波及していくと思います。

しかし、周りの人の話を真剣に聞くというのも難しいです。

相手を理解しようと思っても、どうしても自分の経験と重ねて自分視点で話を聞いてしまいます。

なかなか、自分と違う人の考え方を受け入れ、相手目線で話をすることができません。

七つの習慣では、自分がどう思うかに焦点を当て話を誘導しようとするのではなく
相手が話している言葉から相手の考えを理解しようとし、自分の解釈が正しいか相手に確認しながら話を聞くことを推奨しています。

自分とは違う他人1人を理解しようとすることはとてつもなく難しいことですが

それでも理解しよう、理解しようと耳を傾け続けた結果、
理解されていると感じた人が、あなたの紡ぐ言葉に感動し、あなたの言葉が「心に響く言葉」になる
のだと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!

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