田舎と都会

ふと静岡に帰りたくなる時がある

何も目新しいものはないし、かといって何か不便かと言われたら特に何も不便はないあの町に

近所のスーパーの一角にある小さいフードコートと小さいゲームコーナーだけが遊び場だった小学生時代、なにもそこに不満はなかった

ショッピングセンターができてからも、自転車で坂道を何度も上がって行くのが当たり前だった

いつからビルやお店がひしめき合う街に慣れてしまったのだろう ちょっと行ったらなにかあるという住宅地に慣れてしまったのだろう

広告や人など、直接訴えてくるものが多い都会は、疲れている時にはとても堪える
ただそこに情報が存在しているだけの田舎くらいの刺激で今は十分だ

歳をとると、体力というよりも情報量に耐えられなくなるのだと思った 

いいなと思ったら応援しよう!