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可愛さと共に、アーティストへと羽ばたく。『石原夏織 LIVE 2022「Starcast」-Vega-』10年目のファンによる、1万8千字越えレポート&感想

はじめに

2022年3月12日(土) TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)にて開催された、『石原夏織 LIVE 2022「Starcast」-Vega-』DAY・NIGHT 両公演に参加してきました。

今回のライブは、VegaとAltairでそれぞれ別コンセプトのこれまでとは違ったライブになると、事前アナウンスされていましたが、夏織ちゃんの応援を始めて、早10年目。
これまで、ゆいかおりライブ「BUNNY FLASH!!」以降、夏織ちゃんの大きなライブは、ほぼ全てに参加してきたファンの私も、今回は驚きの連続のライブとなっていました。

この想いを残したい、たくさんの人と共有したい、そして、そんな素晴らしいライブを見せてくれた夏織ちゃんを応援したいということで、この度ブログを開設し、レポート&感想を書く運びとなりました。

ということで、ここからは、「Starcast -Vega-」DAY・NIGHT 両公演のレポート&感想を、1万5千字越えの大ボリュームで綴っていきます。

なお、既に写真付きの詳細なレポートは、DAY公演はSPICEさんにて、NIGHT公演はReal Soundさんなどの各種メディアに掲載されております。

衣装だけでなく演出やMCに関しても、メディアの方が詳しく書かれている部分もあるので、当ブログは補足と主観としてお楽しみください。

「Starcast -Vega-」DAY公演

セットリスト

ーPrologueー
01. Orange Note
02. フィービー・フィービー
-夏織ダンサーズ紹介&みんなとペンライト遊び-
03. ポペラ・ホリカ
-MC 1-
04. わざと触れた。
05. Plastic Smile
-幕間映像 1-
06. キミしきる
07. 雨模様リグレット
-MC 2-
08. カバー曲:天体観測(BUMP OF CHICKEN)
09. Water Front
10. キミに空とクローバー
-幕間映像 2-
11. Page Flip
-MC 3-
12. 虹のソルフェージュ
13. Starcast

<ENCORE>
EN1. empathy
-MC 4-
EN2. Cherish
-MC 5-
EN3. Face to Face
ーEpilogueー

ーPrologueー

「雨が星になって降り注いだら願い事しよう。小さくても大きくてもいいけど、キミと同じことがいいな。心は振り子。ねえ、あと何回ゆらせば、季節が変わるのかな 。止めないでね。ゆらし続けていてね。その遠鳴りを頼りに、いつか必ずキミを見つけに行くよ。」

「Starcast」の歌詞になぞらえた夏織ちゃんの語りと、その語りが文字となって浮かぶ風景映像と共に、今回のパンフレット内の写真や、缶バッジにもなっている、満天に星が浮かぶプラネタリウムを見つめる、「Starcast」の青い衣装を着た、夏織ちゃんの映像が挿入されます。

終盤には、今回のVegaのキービジュアルにもなっている、白い衣装の夏織ちゃんが正面を見つめて、ライブのタイトルコール。

そこから、針を刻む振り子時計と共に、檻が上空へと上がっていきます。

01. Orange Note

そして、聞こえたイントロは、「Orange Note」

今回は公式で『「Starcast –Vega-」1曲目は何でしょう?キャンペーン』企画をやっており、ファンの間では1曲目に大変注目が集まっていました。

「Vegaは織姫という意味だから女の子らしい曲」というヒントを元に、私をはじめ、ファンの皆さんが一番多く予想されていた「Orange Note」が、やはり1曲目となりました。

ちなみに、こちらの白亜バナナさんは、Twitterやブログにて、とても愛ある夏織ちゃんについての発信をされている、私がブログを開設するきっかけにもなった、憧れの素敵なお方です。

それにしても、こうして「Orange Note」1曲目になると、イントロの長さ的にもピッタリな1曲目であったことに驚かされます。

そんなイントロの中、ピンクとラベンダーの可愛い衣装の夏織ちゃんがステージ中央から登場し、ファンのみんなへ呼びかけ、ライブが幕を開けます。

02. フィービー・フィービー

「Orange Note」に続いては、2曲目「フィービー・フィービー」

ここで、夏織ダンサーズの4人(naoちゃん・mikuroちゃん・sakiちゃん・moe★moeちゃん)が登場。

「フィービー・フィービー」は、夏織ちゃんと夏織ダンサーズの4人による、可愛くアップテンポなダンスコンビネーションが映える、ライブ定番曲。

ということで、やはりここで夏織ダンサーズの登場になるのですが、2曲目にして早くも登場というのは、夏織ちゃんの大きな単独ライブにおいては初めてのことで、少しずつこれまでのライブとは違う片鱗を見せていきます。

-夏織ダンサーズ紹介&みんなとペンライト遊び-

「フィービー・フィービー」に続いては、「ドン!ドン!ドン!ドン!」と連続したドラム音が響き、それに合わせて皆さんも手拍子。

簡単に挨拶を済ませた夏織ちゃんが、これまでのように終盤ではなく、ここで早くもダンサーさんを紹介し、これまでと大きく変えてきていることが徐々に現れてきます。

夏織ちゃんに「〇〇ちゃん!」と名前を呼ばれた夏織ダンサーズの4人が、短いメロディと共に、それぞれのダンスを披露。

このダンサーさんがダンスを披露している時の夏織ちゃんは、ダンサーさんに向けて両腕を伸ばし、手をひらひら、腰は左右にリズムに乗っていて、とっても可愛かったです。

夏織ダンサーズ4人の紹介が終わると、次は夏織ちゃんが、みんなとペンライトを使った遊びを提案。

夏織ちゃんが、3月7日放送の「Carry up!? 第217回」で、今回の仕様のペンライトがあった方がいい、じゃないと1人置いてけぼりになる可能性があると言っていたのは、どうやらこのことだったようです。

ペンライトの色を指定し、動きを「前!前!右!左!くるっ!くるっ!」などと呼びかけます。

ペンライトの色変え操作の練習だけでなく、会場の一体感、ボルテージを上げた、とてもいい提案でした。

ちなみに、夏織ちゃんが「右!左!」と言っても、それはステージに立つ夏織ちゃん側から見た時であり、こちら側は逆に「左!右!」とやらなきゃいけなかったのが、なんだか夏織ちゃんらしくて面白かったです…笑

なので、少々のややこしさもありましたが、皆さん夏織ちゃんのジェスチャーの方を真似していたのか、すんなり成功している印象でした。

このコーナーでの私は、「久々に夏織ちゃんライブに参加できて楽しい…!」といった想いが溢れて、思わず涙が出てしまいました…。

03. ポペラ・ホリカ

ペンライトを使った遊びに続いては、3曲目「ポペラ・ホリカ」

イントロ部分では、先ほどの遊びの時のペンライトを継続して使っていました。

声出しできないライブとなった今も、後ろのスクリーンには「ねえ!ねえ!」や「YES!YES!」などのコール部分の歌詞が表示。

そんな「ポペラ・ホリカ」も、「明日は電話でおしゃべり〜」からの冒頭部分、皆さんが大きく手拍子をする流れが定番化。
声出しできないライブにおいても、一体感が生まれる楽しい曲です。

-MC 1-

ここから、初めて落ち着いて時間をとったMCが始まります。

ここで、夏織ちゃんが肝心のライブタイトルを、「石原夏織 LIVE 2022 スターnキャスト」と甘噛み。

からの、「多くの方に来てくださって…ちょっと日本語おかしいかもしれない私、今日…笑」

今回はこれまでとは違ったライブになりそうですが、MCは相変わらずのいつも通りで、安心する瞬間です。

そんなMCを終えて、夏織ちゃんが「次は初披露の曲です」と、「わざと触れた。」を紹介。

04. わざと触れた。

4曲目「わざと触れた。」が始まると、ステージの左右にある階段つきの小さなステージに、ダンサーさん2人が登場。

ダンサーさん2人による演技込みのダンスで、「わざと触れた。」の歌詞の揺れ動く2人の気持ちをストーリーとして表現されていました。

夏織ちゃんは左右に動いてストーリーテラーのように歌い、ダンサーさん2人は階段に座ったり、上がったり、降りてきたりと、舞台劇のようにストーリーを表現。

初披露の「わざと触れた。」は一体どんなパフォーマンスになるのか楽しみでしたが、そうきたか…!と驚きでした。

そして、ここから、「夏織ちゃん×夏織ダンサーズ」による新たな表現方法が始まっていきます。

05. Plastic Smile

「わざと触れた。」に続いては、5曲目「Plastic Smile」

これまで披露してきた、2ndライブ「MAKE SMILE」・サマーイベント「Smile Go Happy」・「アニサマ2022」では、夏織ちゃんが単独で手のジェスチャーによる心情表現をされていましたが、今回はイントロが始まると、ダンサーのsakiちゃんが1人登場。(もし間違っていたらご指摘ください。)

そして、夏織ちゃんとsakiちゃんの2人のしなやかなコンビネーションダンスで、「夏織ちゃん=私・sakiちゃん=心の私」もしくは「夏織ちゃん=今の私・sakiちゃん=過去の私」を表現。

なんと、初披露から一年にして全く別の表現が生み出されていて、これには衝撃でした…。

ステージに立ち、表現するのは、夏織ちゃんとsakiちゃんの2人だけ。
その光景はどこか、ゆいかおりのようでもあり、sakiちゃんに唯ちゃんの姿が少し重なって見えました。

-幕間映像 1-

幕間映像では、オープニングのプロローグのような表現で、「Starcast」の歌詞から連想したような、現代における織姫と彦星のような心情を、夏織ちゃんが朗読。

これまでの夏織ちゃんの幕間映像といえば、ぽんこつ可愛いチャレンジ企画や、まるでデートをしているかのような映像など、素の夏織ちゃんにフューチャーしたものが当たり前でした。

ですが、今回の幕間映像は、なんと、オープニングを除いて夏織ちゃんの姿が出てきません。

そして、そんなこれまでとは違う幕間映像が暗闇で流れる中、その下では、なにやら楽器と思わしきものの準備が進められているではありませんか…!

それを見て、その時の私は、「何もかもが違う…」と、正直期待と困惑が混ざり合った、約1〜2分ほどの短い幕間映像でした。

06. キミしきる

幕間映像に続いては、準備されていた楽器(ピアノ・パーカッション(ドラムなどの打楽器)・ギター)から奏でられる、6曲目「キミしきる」のイントロ。

すると、ステージの左側にある階段つきの小さなステージに立ったのは、床にまで着くほどの長さがある、神秘的な純白のドレスに身を包んだ、夏織ちゃん。

今回の幕間映像は、約1〜2分ほどと短かったこともあり、髪型はそのままのよう。

ただでさえ心に響く「キミしきる」が、アコースティック生演奏によって、より心に響きます…。

以降のアコースティックパート全てで、後述するパーカッションの若森さちこさん(さっちんさん)が、サビ部分のコーラスに加わっているようで、これがまた心に響きました…。

07. 雨模様リグレット

「キミしきる」続いては、7曲目「雨模様リグレット」が奏でられ、階段を降りてくる夏織ちゃん。

スカートが長すぎて降りづらかったのか、途中で少しよろけそうにもなっていて、心配もしながらも、大人の女性となった夏織ちゃんを見守りました。

アコースティックアレンジされた「雨模様リグレット」は、サビにかけての軽快な楽器と、夏織ちゃんの切ない歌声のハーモニーが最高。

そして、「いつか成長できた頃に 会える そんな歌を聴いている」
この歌詞がこれまで以上に心に響く歌唱でした…。

-MC 2-

「皆さん驚きましたか?」と、夏織ちゃんが皆さんに問いかけ、拍手に包まれる会場。

ここで、皆さんも座っているからと夏織ちゃんは、ステージ真ん中の椅子に腰をかけて、バンドメンバーを紹介しようとしますが、この体勢では紹介できないと、再び立ち上がります…笑

バンドメンバーは、

パーカッション:若森さちこさん(さっちんさん)

ギター:IMAJOさん(ジョーさん)

ピアノ:今井隼さん(イマジュンさん)

以上の3人。

個人的には、特撮ヒーロー好きでもあるので、「特捜戦隊デカレンジャー」や「侍戦隊シンケンジャー」のOPなどでおなじみの、サイキックラバーとしても活躍されている、IMAJOさんが今回ギターを担当されていて驚きでした…。

夏織ちゃんは、最初のリハーサルでは足がガクガクだったけど、3人が頼もしかったと感謝を述べられていました。

そして、ここで夏織ちゃんから、このアコースティックパートで事前発表していたカバー曲を披露することが告げられます。

今回のライブタイトルが「Starcast」ということで、星にちなんだ曲、そして、夏織ちゃんが幼少期からよく聴いていて、みんなも知っているでしょう、という曲であることが予告され、「天体観測」を歌うことが発表されます。

08. カバー曲:天体観測(BUMP OF CHICKEN)

8曲目の待望のカバー曲は、まさかの、BUMP OF CHICKENさんの「天体観測」…!

これまでに夏織ちゃんは、「カラオケMAX」や「ヨルナイト×ヨルナイト」で、一般アーティストのJ-POPをカバーすることはありましたが、まさか自身のライブでカバーする日が来るとは驚きました…。

ピアノの今井隼さんが皆さんに手拍子を誘い、ここからは楽しい雰囲気のアコースティックライブに。

夏織ちゃんも指でリズムを取っていたのが印象的で、楽しんで歌われているのが伝わってきました。

キャラソンでも、アニソンでもない曲を、アコースティックで。

それは、夏織ちゃんのライブを見ているよな、見ていないような、不思議な感覚でしたが、夏織ちゃんの真っ直ぐな歌声とアコースティックの組み合わせが、本当に心地いい選曲でした。

09. Water Front

「天体観測」に続いては、9曲目「Water Front」

切なく乱れるように歌う「Water Front」ですが、アコースティックになると、それがこうも強調されるのかいうぐらいに、相性が抜群でした。

そして、この「Water Front」では、あるハプニングも起きてしまいます。

「Water Front」の中でも特に印象的な3番の歌詞、「どうにでもなれ〜!」と声を張る部分で、

「どうに…どうにでもなれ〜!」

1番の歌詞の「どうに〜かしてくれ〜」のメロディで歌ってしまいそうになり、歌い直すということが起きてしまったのです。

夏織ちゃんはせっかくの場面で、悔しい、恥ずかしい、という想いかもしれませんが、こういう人間らしいところも含めて、ファンは夏織ちゃんを応援をしたくなるんです。

「大丈夫だよ、よかったよ」という気持ちが込み上げ、曲が終わった時には、思わずこれまで以上の大きな拍手を夏織ちゃんへ送っていました。

10. キミに空とクローバー

「Water Front」に続いて、アコースティックパートのラストとなった10曲目は、「キミに空とクローバー」

冒頭に夏織ちゃんが皆さんへ手拍子をお願いし、最初から最後までリズムに乗った手拍子が続きました。

2番と3番の間には、夏織ちゃんから改めてバンドメンバー紹介もあり、そこには、アコースティックパートのラストにふさわしい、夏織ちゃん・バンドメンバー・ファンの皆さんで作り上げる、温かな空間が出来上がっていました。

アコースティックパートが終わり、バンドメンバーの3人が退場すると、夏織ちゃんが、ここからは後半戦であることを告げ、みんなへバイバイをし、一旦退場されます。

-幕間映像 2-

2つ目となる幕間映像は、1つ目の幕間映像の続きと思われる、同様の夏織ちゃんの朗読が、再び1〜2分ほどの短い時間で展開されます。

朗読では、現代における織姫と彦星のような心情が展開されているのですが、ここまでの幕間映像を見て、これは、もしかして、この情勢禍の夏織ちゃんと応援するファンの関係も表しているのではないかと感じ、思わずウルっとしてしまいました…。

夏織ちゃんの優しくて温かい朗読も、心に沁みるんですよね…。

最初は、初めてとなる夏織ちゃんの姿が見えない幕間映像に戸惑いもありましたが、夏織ちゃんの言葉一つ一つを耳でより感じることができて、こういう幕間映像も素敵だな…と感じる私がいました。

11. Page Flip

2つ目の幕間映像に続いて始まったのは、11曲目「Page Flip」

イメージカラーのブルーが似合う衣装に身を包んだ、夏織ちゃんが登場。

幕間映像が短かったこともあり、今回も髪型は変わらずです。

以前にもこんな衣装を見たような気がする…?

そして、バックモニターには、なんと、1stツアー「Face to FACE」の数々の映像が流れているではありませんか…!

それと同時に、ある疑問も浮かび上がります。

それは、「Page Flip」は、2020年のツアー「Face to FACE」では歌っていない(この時はまだ未発表)なのに、「Face to FACE」の映像だけが流れているのです。

映像が流れる中、それはなぜなのか考えていたのですが、「Face to FACE」は声出し応援ができた現状最後のツアー。

ということで、夏織ちゃんからの「また実現しようね、約束だよ」というメッセージが込められているのではないか。

そう個人的には解釈しました。みなさんはどう解釈されたでしょうか?

そして、なんと、「Page Flip」のファン感動演出は、これだけに留まりません。

2番と3番の間の間奏パートにて、

1.「Blooming Flower」の ”未来に繋がってくよ 何も怖くなどないよ”

2.「Ray Rule」の ”明日がまた 空覆っても 私は声 追ってく”

3.「Face to Face」の ”会いたくて 会いたくて この思い 止められない”

4.「TEMPEST」の ”majesticなその姿 瞳に宿すは願い”

この歴代のシングル振り付けメドレーをしているんです…!どこまでファン感動の演出が詰まっているんですか…!(一部間違っていたら、すみません…。)

そこで、私は、ハッ!と気づきます。

以前にもこんな衣装を見たような気がして不思議だったのですが、もしかして、この衣装のトップスは、

・1stツアー「Face to FACE」の、ピンクのダンスパート衣装

・1stライブ「Sunny Spot Story」の、最初の白と青のフリフリな衣装

この2着の一部要素を、ミックスしているのではないでしょうか…?

単にちょっとデザインの一部が似ていたというだけで、深読みしすぎなファンの悪い癖かな…?笑

-MC 3-

ラストスパートとなるMCのここで、夏織ちゃんから、ライブ直前の2月に「こん!こん!」ってなったりして、もしかして今回のライブが実現しないんじゃないかと不安になったけど、こうして皆さんと集まれてよかったと、我々ファンと同じ想いだったことを明かされます。



今回は初めてのアコースティックにも挑戦したり、「Page Flip」の歌詞のように、新しい1ページを増やせるライブができないかと、試行錯誤しながら作っていて、元気な私もいいけど、しっとりと歌える歳になったことに、夏織ちゃん自身もビックリで、戸惑いつつも喜びを噛み締めたそうです。

もっともっと成長できる私でありたいので、そばで見守ってもらえると嬉しいです、これからもよろしくお願いしますと、ファンへの感謝とお願いをされていました。

ここで、ラストが2曲であることが告げられ、次の曲は「虹のソルフェージュ」であることが発表されます。

12. 虹のソルフェージュ

今回も好きな色のペンライトを灯して、サビ部分で夏織ちゃんに合わせて手を振り、会場一面に虹がかかった、12曲目「虹のソルフェージュ」

今回の会場の「立川ステージガーデン」は、左右にも2階と3階席がある、これまでの夏織ちゃんライブにはなかった会場ということで、夏織ちゃん側から見た景色は、これまでとはまた違った景色だったんじゃないかなと思います。

個人的なこととしては、2018年11月12日放送の「Carry up!? 第46回」にて、夏織ちゃんから私に向けて贈っていただいた曲でもあるので、毎回ライブで聴くのは特別な想いがあります…。

13. Starcast

「虹のソルフェージュ」続いて始まった13曲目は、今回のライブタイトルにもなっている「Starcast」

MVでは難しいジャズダンスに挑戦し、夏織ちゃん1人だけでなく、夏織ダンサーズのsakiちゃんともペアで息の合ったジャズダンスを披露しているということで、ライブでは一体どんなパフォーマンスになるのか、注目が集まっていた「Starcast」

始まると、夏織ダンサーズの4人が登場し、左右2人ずつのペアになり、MVの夏織ちゃんとsakiちゃんにおけるジャズダンスを披露。

夏織ちゃんは、その中央で主に歌唱に専念という形になっていました。

最後の「向こう〜岸で 手を ふって〜から〜」の部分は、会場のスピーカーがハウリングするほどに、とても力の込もった高音のファルセットで歌われていて、
ライブタイトルにもなっている、この「Starcast」への夏織ちゃんの想いが伝わってきて感動しました…。

「Starcast」を歌い終えると、夏織ちゃんは「ありがとうございました!」と感謝を伝え、夏織ダンサーズの4人と舞台裏へ戻り、アンコールの準備へと向かいます。

<ENCORE>

EN1. empathy

発声禁止のライブとなって以降、定番となった手拍子によるアンコールに呼び戻された、夏織ちゃん。

今回はアンコールも少し変えていて、これまでのライブとは違い、まずはMCではなく曲からのスタートで、アンコール1曲目「empathy」が始まります。

「アンコールありがとうございます」と感謝を伝え、アレンジされた会場限定のVega Tシャツと、カラフルな柄のミニスカートに着替えた、夏織ちゃんが再登場します。

アンコールの時間は、今回の1〜2分ほどと短い幕間映像と違って、余裕があったことから、ここで初めての髪型チェンジにも期待しましたが、どうやら今回は最初から最後まで同じ髪型でいくようです。

昨年行われたファンクラブの第2回生放送では、「2ndライブ「MAKE SMILE」の夏織ちゃんの中で好きな髪型は?」という質問があり、私の「紫衣装のおでこ出し!」というコメントを拾っていただいてトークが弾んだ、ということがあったのですが、まさか全編おでこ出しになってしまうとは…笑

これまでのライブでは皆勤賞の「empathy」ですが、「-winter alone ver.-」ではない通常の「empathy」は、なんと、2018年末の1stライブ「Sunny Spot Story」以来の約3年ぶりで、明るさも含んだ通常の「empathy」の披露は、今となっては逆に新鮮。

1stライブ「Sunny Spot Story」の現地の記憶が蘇り、あれからの夏織ちゃんの成長ぶりに、しみじみしながら聴き入りました…。

-MC 4-

アンコールのMCでも、今回のライブは今までと違った挑戦をしたことを話される夏織ちゃん。

今回は、VJ(”ビデオジョッキー”または”ビジュアルジョッキー”の略で、後ろのスクリーンに流す映像の演出)も作り直していたそうですが、紹介が過ぎてしまったとのことで、ここでは一体何のことかよくわからずじまい…笑

このVJに関しては、後にNIGHT公演で詳細が明らかになりますが、夏織ちゃんが「この回にしか来ない人は、頑張って思い出してください!」と、無茶なことを言っていたのが面白かったです…笑

また、今回のライブ「Starcast」の幕間映像は、Altairでは違った内容になっていて、今回のVegaと合わせて1つの物語に繋がっていることを話されており、Altairでは一体どんな目線で語られるのか、気になるところです。

そして、次の曲は、新曲の「Cherish」を初披露と発表すると、会場からは一際大きな拍手が起こります。

曲はもちろん、ダンスも可愛いので、ダンスにも注目してほしいことを伝え、「Cherish」が始まります。

EN2. Cherish

特徴的なイントロの中、夏織ちゃんが「みんな〜!こっちだよ〜!」と、夏織ダンサーズの4人を呼び戻し、アンコール2曲目「Cherish」がスタート。

ダンスにも注目してほしいの言葉通り、可愛いダンスが盛りだくさんだったので、以下に印象的だったものを羅列していきます。

・「チェーリッシュ」で、親指と人差し指でアルファベットの「C」を作って、腕を横に広げる。

このポーズは、後述のNIGHT公演のMCによると、ちょこちょこ写真にも出していたそうです。

この、アニメイトさんの店舗特典ブロマイドとかも、そうなのかな…?

・「Cherish 君がいる それだけでもう Happy Smiley Life」の後のイントロ中の、気の抜けた音の場面で、あごに親指と人差し指のL字ポーズを当てたり、頭上でグッパーをして、何かひらめいたことを表現。
(3月21日放送の「Carry up!? 第219回」でやっていた、頭上で「カッ!」はこれのことです 笑)

・ハートを指で描いたり、指ハートをしたり、他にも、夏織ダンサーズの4人が2人1組になって、アルファベットの「C」と「C」を繋ぎ合わせてハートにしたりと、いろいろな形でハートを表現。

・サビの「優しさ と 優しさ が」や「悲しい や 寂しい が」の感情は、目の下で両手をハの字にしたり、頬に両手で人差し指を当てたりなど、顔の前で踊って、歌詞を表現。

・2番のサビでは、夏織ダンサーズの左側のどなたか1人(sakiちゃんか、mikuroちゃん?)が、真ん中の夏織ちゃんと合流して、ワチャワチャ。

・2番の「共有するたびに」という歌詞で、スマホに見立てた手のひらを、人差し指でスワイプして共有からの、いいね!ポーズ。

この、あみあみさんの店舗特典ブロマイドが、それを表していると思われます。

・2番の終わりでは、曲調が格好良く変化し、ステージ演出も「Singularity Point」のように、暗闇の中で真っ赤なレーザー光線が飛び交うものに。

さらには、「Ray Rule」のように、指で銃を撃つようなポーズもあったりして、まさかの、可愛いの中に、格好いい夏織ちゃんも。

・他にも、「リトルシング」の「「時が戻れば」なんて思ったりして」のような、指で時計の秒針を表すダンスも合ったりして、もしかして歴代のダンス要素も?

-MC 5-

ここでは、先ほど書いた「Cherish」の、

・「チェーリッシュ」で、親指と人差し指でアルファベットの「C」を作って、腕を横に広げる。

・顔の前で踊って、歌詞を表現。

が語られており、

さらには、「いつか、どこかで、MVも流れちゃったりするんじゃない?まだ先だと思うけど…笑」と、めちゃめちゃ可愛いというMVの、期待を上げる発言もありました。

そして、恒例となっている記念撮影は、今回、夏織ちゃんと夏織ダンサーズの4人だけではなく、アコースティックバンドの3人も呼んでの撮影になりました。

ファミリーに、バンドの3人も加わり、夏織ちゃんのアーティストとしての成長も感じられる、新たな1ページとなりました。

そして、「最後まで一緒に盛り上がっていきましょう!」と、最後の1曲「Face to Face」が発表されます。

EN3. Face to Face

アンコール3曲目であり、DAY公演の最後の1曲に選ばれたのは「Face to Face」

「Face to Face」は、最初の曲にも、最後の曲にも合っていて、夏織ちゃんにぴったりな、今や代名詞のような1曲になりました。

今回は大人な夏織ちゃんが見られたライブでしたが、この「Face to Face」では、自由に思うがまま、左右の小さなステージの階段に座ったり、上がったり、降りたりしながら、指でハートを描いたり、指ハートをしたりと、そこにいたのは、いつもの等身大の夏織ちゃんでした。

ーEpilogueー

1・2・3階席、左・真ん中・右、全てのみんなに、友達のような心の近さで、「ありがとうございました」を伝える、夏織ちゃん。

最後は、左側の小さなステージの階段を上がり、今回はマイクを使わずに生の声ではなく、マイクを使っての「今日は本当に、ありがとうございました!」を伝え、バイバイをしながら退場をして、DAY公演を終えました。

今回は、合計約1時間45分ほど。
これまでと比べて、少し短めのライブとなりました。

「Starcast -Vega-」NIGHT公演

ここからは、NIGHT公演の感想&レポートになります。
DAY公演とは異なる部分をピックアップしてお伝えします。

セットリスト

ーPrologueー
01. Orange Note
02. フィービー・フィービー
-夏織ダンサーズ紹介&みんなとペンライト遊び-
03. ポペラ・ホリカ
-MC 1-
04. わざと触れた。
05. Plastic Smile
-幕間映像 1-
06. キミしきる
07. 雨模様リグレット
-MC 2-
08. カバー曲:星になれたら(Mr.Children)
09. Crispy love
10. キミに空とクローバー
-幕間映像 2-
11. Page Flip
-MC 3-
12. 虹のソルフェージュ
13. Starcast

<ENCORE>
EN1. empathy
-MC 4-
EN2. Cherish
-MC 5-
EN3. You & I
ーEpilogueー

-MC 1-

DAY公演を経て、皆さん、NIGHT公演で「ペンライト遊び」が更に上手くなったのか、「棒を振るやつ…ペンライトを振るやつ、上手でしたね!」と、驚く夏織ちゃん。

「できない人いるだろ〜」と想定していたようですが、できなかった人を探す方が難しかったようで、どうやって繋ごうかと思ってしまうほどだったそうです…笑

-MC 2-

NIGHT公演のアコースティックパートMCでは、夏織ちゃんから、どのようなイメージでアコースティックアレンジをしたのかの質問があり、それにピアノの今井隼さんが回答。

夏織ちゃんが今回、初めてアコースティックをやるので、より歌が届くように、そして、生にこだわって、夏織ちゃんに合わせてリズムを変えたり、その時の気持ちに寄り添えるように演奏されている、このようなことをおっしゃられていました。

そんな素敵なアコースティックバンドの3人を、夏織ちゃんは「お三人」「お三方」と、どう呼べばいいのか定まらないながらも感謝を伝えていて、本当に先ほど「キミしきる」や「雨模様リグレット」を大人に歌い上げていた人なのか、そのギャップに微笑ましくなります…笑

また、ここで夏織ちゃんから、DAY公演のアンコールで触れていた「VJ」についても解説が入ります。

どうやら、今回の後ろのスクリーンに流す映像の演出はリアルタイムで行われているようで、夏織ちゃんが「ハートを出せますか?」とお願いをすると、スクリーンにたくさんのハートが浮かび上がります。

私をはじめ、このハートを見て、「あれ?これ、Crispy loveのハートじゃない…?」と気づいたファンの方は、いらっしゃいますでしょうか…?笑

そして、次に披露する、星にまつわるカバー曲は、夏織ちゃんが大好きで、優しく背中を押してくれる、勇気づけてくれる曲で、この時期にぴったりと予告があり、「星になれたら」を歌うことが発表されます。

08. カバー曲:星になれたら(Mr.Children)

私は恥ずかしながら、サビを聴いても一体誰の曲だかさっぱりわからず、ソワソワしてしまいましたが、真っ直ぐに夢へと走り出す素敵な歌詞に、夏織ちゃんの歌声がとても合っていて、聴いていて心地よく、これは一体誰の曲だろうと、終演までずっと気になることになります。

そして、終演後、これは夏織ちゃんの大好きな、Mr.Childrenさんの曲と知り、思わず膝を打ちたくなるほどに納得させられます。

というのも、YouTubeで公開されている「リスアニ!ザ・ビギニング」のインタビュー動画にて、「歌手を目指したきっかけは?」という質問に対する夏織ちゃんの回答が、この「星になれたら」を歌うことを表していたからです。

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星にまつわる、夏織ちゃんが大好きで、優しく背中を押してくれる、勇気づけてくくれる曲であり、決断をし夢へと走り出すこと歌った、Mr.Childrenさんの「星になれたら」

夏織ちゃんの歌唱前のコメントと、こちらのインタビュー動画の発言を照らし合わせると、今回「星になれたら」をカバーすることは、必然だったように思えてきます。

こちらの動画は、Vega公演の約2週間前に公開されたのですが、カバーすることを暗に意味していたのでしょうか?

そこから、「星になれたら」のカバーを予測していたファンの方が果たしていたのか、気になるところです。

そして、ライブ後の、3月21日に配信していたインスタライブでは、夏織ちゃんが思っている「星になれたら」の歌詞の解釈を話されていました。

19:00ごろから
「将来自分が思っていた未来に向かって、今の場所もすごく居心地がいいんだけど、そこから一回離れて、なりたい自分になっていく。そして、お互い、今度、なりたい自分になったら、笑顔で笑って、また会えますように。」

夏織ちゃんにとって「星になれたら」は、人生を歌った曲なのかもしれません。

そんな素敵な曲を、アコースティックという大人に成長したステージで披露することができて良かったです。

09. Crispy love

DAY公演の「Water Front」に変わって、NIGHT公演でアコースティック歌唱となったのは「Crispy love」

女の子のドキドキする恋心を歌った曲ですが、アコースティックアレンジにより、その恋心がより生々しく伝わってきます。

3番では「Crispy love……… ドキドキ だって I Love you… キラキラ ずっと Shiny day ほら… 」と、間を多めに空けたりと、しっとりとした歌い方に変化。

これまでの「Crispy love」を経て、より恋に焦がれるようになった女の子の気持ちを歌った…そうとも思えてくる、素敵なアレンジでした。

-MC 3-

「Page Flip」を歌い終えた、ラストスパートのMCで語られていたのは、

大きな単独のライブが年に1度開催だから実感がわかず、今回の「Page Flip」を歌っている後ろでスクリーンに流れていた、1stツアー「Face to FACE」の映像を見ても、自分じゃない人を見ている気持ちになる。

だけど、いざステージに立つと、みんなと燃え上がって、興奮して、感動した思い出が戻ってくるから、それは、まるで今回の「Page Flip」の演出のようだった、とのことでした。

本当は年に1回ではなく、もっとライブをしたいそうですが、またこうして、みんなと集まれるように頑張るので、一緒に歩んでもらえると嬉しいと、ファンへの感謝とお願いを伝えられていました。

<ENCORE>

-MC 4-

アンコールの「empathy」を歌い終えた後のMCでは、『「Starcast –Vega-」1曲目は何でしょう?キャンペーン』の話題が出ます。

夏織ちゃんが「予想当たりました?」と聞くと、私をはじめ、拍手はまばらといった印象。

「Orange Note」は1番予想が多かった曲ですが、それでもやっぱり難易度が高かったようです。

そして、そこから、VegaとAltairはちょっと違うセットリストであることが、夏織ちゃんから語られました。

-MC 5-

「Cherish」を歌い終えた後のMCでは、会場のペンライトがピンクに染まったことに、夏織ちゃんが「適応能力たか〜!」と驚かれます。

DAY公演の「Cherish」のレポートに書いた、

・2番の「共有するたびに」という歌詞で、スマホに見立てた手のひらを、人差し指でスワイプして共有からの、いいね!ポーズ。

については、こちらで詳細が語られていました。

そして、NIGHT公演の記念撮影では、「Cherish」の「C」ポーズと、「いいね!」ポーズの写真の、2枚を撮ることになりました。

ですが、「いいね!」ポーズの写真は使われなかったようですね 笑

EN.3 You & I

記念撮影に続いて始まった、「Starcast -Vega-」DAYとNIGHT公演含めて、いよいよ最後の曲に選ばれたのは、まさかの「You & I」

これまでは、前半における、夏織ダンサーズとの盛り上げ曲という印象でしたが、確かに「Carry up!?」のエンディング曲でしたし、元々階段に座ったりと、自由にパフォーマンスをする余地のある曲だったので、ラストを飾ることにも、とてもしっくりきました。

自由に思うがまま、左右の小さなステージの階段に座ったり、上がったり、降りたりしながら、パフォーマンスをしていた夏織ちゃん。

ですが、最後ということで少し気が抜けたのか、「私と居るのが 好きだと言ったあの言葉 どう取ればいいの?」の歌詞を、「私と好きのが… あ〜!笑 どう取ればいいの〜?笑」と、とても可愛く間違えられます…笑

DAY公演の「Water Drop」の歌詞間違いの時とは、まるで違う、素の夏織ちゃんが出たフォローの仕方。

夏織ちゃんは本当に、入り込んだ時と、素が違うんだな…と、改めて驚いたと同時に、そんな夏織ちゃんが大好きだと感じた、Vega最後の1曲でした。

ーEpilogueー

1・2・3階席、左・真ん中・右、全てのみんなに感謝を伝え、NIGHT公演もDAY公演と同じく、マイクを使わずに生の声ではなく、マイクを使っての「今日は本当に、ありがとうございました!」を伝える、夏織ちゃん。

「気をつけて帰ってね〜!」と、ファンへの気遣いをしながら退場をして、Vega DAY・NIGHT全ての公演を終えました。

NIGHT公演に関しても、合計約1時間45分ほどで、今回はこれまでと比べて少し短めのライブとなっているようです。

パンフレットによると、元々ツアーを予定していたということで、1公演の時間が短くなっているのでしょうか。

DAY・NIGHT 両公演を終えての感想

今回のライブを終えて、私がTwitterの140文字に表した感想ツイートがこちらでした。

ツイートの通り、夏織ちゃんは「声優アーティスト」として活動をされていますが、私はこれまで、どちらかというと、ゆいかおりの延長線な「声優アイドル」の側面が強い印象を抱いていました。

そんな夏織ちゃんも、時が経つのは早いもので、3月21日でソロデビュー4周年になり、若々しい見た目や声、性格からは想像ができませんが、現在28歳、今夏には29歳になります。

そして、来年には、5周年・30歳の、1つの大台に差し掛かるということで、期待と共に、正直に言うと、この先も末長くアーティスト活動が続いていくのかという、少しの不安を抱き始めていたことも事実です。

そんな中、今回のライブは、

・得意のダンスを、よりストーリー表現へと進化させた「Plastic Smile」
・声優としての彼女にフォーカスした、幕間映像
・可愛さやダンスだけに留まらない魅力である、歌声の良さを引き立てる、アコースティック演奏

これまで以上に「声優アーティスト・石原夏織」が表れたライブとなっていました。

それだけでなく、私をはじめ、ファンの皆さんが好きであろう、可愛いアイドル曲も、しっかりと残し、さらに磨きをかけており、特に新曲の「Cherish」は、彼女の歌声の可愛さと、ダンスの才能・努力が見事にマッチした、本当にハイレベルな素晴らしい1曲でした。

今回のライブは、夏織ちゃんのソロ活動史において、これからも「声優アイドル」であり、そして、「声優アーティスト」として飛躍していくという、夏織ちゃん自身の、この先描きたい理想像が出た、1つの転換期となったライブだったと私は思います。

Altairの予想と期待

やっぱり、期待がかかるのは、今回披露されることがなかった、かっこいいダンス曲達。

ということで、今回のVegaの冒頭の可愛い曲パートは、Altairでは新衣装と共に、「Ray Rule」などに代表されるダンス曲に置き換わるのではないかと思われます。

夏織ダンサーズとのパフォーマンスは、今回のVegaでさらに強化されていることがわかったので、Altairでは冒頭から一体どんな格好いい夏織ちゃんが見られるのか楽しみです。

また、既にラジオなどで、Altairでもあることが発表されている、アコースティックパート。

こちらでは、相性の良さそうな「Taste of Marmalade」などに代表される、セクシーで格好いい曲も、Altairでは披露するのではないかと思われます。

さらに大人な夏織ちゃんを見られるのが楽しみです。

そして、気になる、カバー曲。

今回は「星にまつわる曲」をカバーするとのことですが、その発表を聞くよりも前に私が予想していた、アコースティックに合いそうな「星にまつわる曲」がありました。

それは、「化物語」ED・supercell「君の知らない物語」です。

・今回のライブタイトルにもなっている「Starcast」の作詞を手掛けた、やなぎなぎさんがボーカル

・「アルタイル」「ベガ」も出てくる、どこか今回の幕間映像ともリンクしたような歌詞

と、まるで今回のライブで歌ってくださいと言わんばかりな曲なのです。

パンフレットのスペシャルサンクス欄にも、やなぎなぎさんの名前があることから、より可能性が高まっている気がします。

1stライブ「Sunny Spot Story」のBlu-rayでは、同じくSony Musicの、ハルカトミユキさん「17才」のカバーが収録されていることから、NIGHT公演で歌唱して、映像化もされるのではないかと予想しています。

Blu-ray化はどうなる?

気がかりなのが、今回の「Starcast」は、どのような形でBlu-ray化されるのかという点です。

夏織ちゃんは以前、インスタライブにて、カバー曲について、「収録できない曲は収録できない時にやるんですよ。」と発言しています。

Vegaのカバー曲は、DAY公演がBUMP OF CHICKENさん、Night公演がMr.Childrenさん。

どちらも、トイズファクトリー所属の一般歌手(版権が大変)ということで、ようするに、Vegaは、DAY公演も、NIGHT公演も、最初から最後までの全編に渡っての収録というのは難しそうなんですよね…。

そして、今回のVegaは、NIGHT公演でも最前のカメラが1台のみでした。
これまでだと、収録をするなら、最前に2〜3台はあったはずです。

ということで、おそらく、Altairは夜公演を全編収録。
そして、映像特典として、Vegaからは、冒頭の可愛い曲パートと、幕間映像のみが収録という形になるのが最終力と思われます。

+αで、アコースティックパートなどの、その公演限りの夏織ちゃん曲に関しても収録されることを期待したいところです。

あとがき 私の夏織ちゃんへの想い

私はこれまでも、大好きな夏織ちゃんについて、ブログで発信をしたいと考えてはいたのですが、消極的な私にとってはハードルが高く、なかなかその決断に至らずにいました。

ですが、今回その決断に至ったのは、夏織ちゃんが流行りの感染症に感染してしまい、大変な思いをされながらも、頑張っているということが大きかったりします。

2022年3月21日のインスタライブでは、ライブ中など集中している時は大丈夫なようですが、完治に2〜3か月ほど必要な、後遺症の咳が残っていることを話されています。

13:35ごろから

また、NIGHT公演の「わざと触れた。」歌唱前などにも、わからないように会場が暗くなってから、マイクに乗らないように咳をされていたりと、彼女の性格的にも今回のライブは、陰ですごく努力をされているんだと思います。

そのようなこともあり、夏織ちゃんが療養から復帰後の、2022年2月21日放送「Carry up!? 第215回」で読まれた、私のメールにも書いていた、「大好きな夏織ちゃんを少しでも支えられるよう応援したい」という想いが、今回のブログ開設の決断に至りました。

2013年2月28日の発売日に購入した「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-」の夜桜ちゃんがきっかけで、夏織ちゃんファンになった私は、今年でちょうどファン歴10年目となりましたが、彼女は本当に魅力に溢れる女性です。

演技力ある美声、そんな美声でのダンスパフォーマンスに、ダンスが映える女優のような美貌、そして、優しくて温かい人柄と、本当に魅力に溢れていて、もっと評価されるべき逸材だと思います。

辛い状況下でありながらも、より進化した姿を魅せてくれた、今回のライブに参加したことで、改めてそう心から感じました。

そんな大好きな夏織ちゃんの魅力を発信して応援ができるよう、これからも頑張ってまいります。

読みづらい長文ではありましたが、ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。