いじめられっ子を卒業する時【フワちゃんについて思うこと】
どうも、あずきです。
なんというか、とりあえず自分のモヤモヤを吐き出したくて記事にしているので取り留めもないことはご了承ください。
タイトルの通りでいじめられっ子を卒業する時について書かせてください。
まず結論を言えば
「自分がいじめっ子の存在を認知しなくなったら、もしくは自分の中で出てくるいじめっ子の存在を認知しても湧き上がってくる感情を制御できるようになったらいじめられっ子卒業」
だと思います。
※心理学的なことも多少は勉強しましたがそう言ったことではなくて、できるだけ平易な言葉でお伝えします。自分の知見等も入っているので間違っていたら訂正お願いします。
忘れるのでなく、認める
自分の嫌な経験って今でも思い出して「うわああああ」とか叫んだりすることがありますが、その嫌な気持ちが湧き上がってきた時に「うるさい」と自分の心に蓋をしていると拗らせる原因となってしまいます。
その嫌な気持ちが湧き上がる原因はなんなのか、自分の嫌な気持ちの元凶はなんなのかということを考えてみます。
そして、その時に大事なのは「否定しない」ということです。
その嫌な気持ちにさせてきた他人も、自分の反省点や至らぬところがあったとしても自分のことを否定するのもダメです。とにかく否定をすることを否定して全てをあるがままに認めてください。
その上で自分に対してはそこで感じた1次感情を見つめる時間をとってください。
忘れてはいけないのは「怒りは2次感情で後から湧いてくるし、その原因は自分の別の感情」ということです。よく言われることですが怒りは「積み重なった1次感情(悲しい、不安、苦しい、後悔、困惑、恐怖etc…)を消化するために発せられる人間の心の適応の動き」ということです。だから怒りを覚えないということは無理です。
大事なのは「何故自分が怒っているのかを見つめて、その自分を認めてあげること」です。
いじめっ子の被害に関しては苦しみとか不安とか恐怖とかが消化しきれないまま大人になり、似たような事象を引き起こした人間を見ると「その当時の自分の1次感情がフラッシュバックしてしまい。それに適応するために2次感情として怒りがわく」という構造です。
本来やるべきは発現した1次感情を見つめるべきであって怒りで我を忘れて芸能人をボコボコに追い詰めることをするべきではないのです。
言葉の刃で傷つけられた自分の不安を「辛かったね。でも乗り越えて生きてるやん。」と認めてあげる。その上で、思い浮かんできた相手(いじめっ子)に対して「あなたのおかげで自分が強くなったわ。ありがとう。」と言ってあげることが必要かなと思います。
いじめっ子はあなたの目の前にはもういない
あなたをいじめているいじめっ子はもうあなた自身である
厳しいことを言えばこの2つが世の吹き上がってフワちゃんを叩いている人に言えることかなと思います。
おそらく今現在進行形でいじめを受けている人以外、「日常生活の中でいじめっ子にエンカウントする可能性は限りなく低い生活」を送っている人たちが大半だと思います。
大人になって学校を卒業したり、パワハラなどの職場を辞めた方など、そう言った環境が変わればあなたをいじめてた人が目の前に出てくる可能性なんて限りなく低いわけです。
で、さらに残酷なことを言えば「そのいじめっ子たちはあなたの存在なんてもう忘れてます。」超低確率で街中でエンカウントしたとしてもあなたが当時の風貌と全く違う感じであれば相手はおそらく全く気づかないでしょう。
断言してもいいです。いじめを受けてから何年経ってもあなたがいじめっ子に対する怒りやいじめに対する怒りが抑えられないのであれば「あなた自身が今もあなたをいじめている」のです。「あなた自身が作り出したイマジナリーいじめっ子が今もあなたをいじめている」のです。
その状態でいくらフワちゃんやら今後出てくるであろうやらかし芸能人を攻撃したとしてもあなたの思いが報われることはありません。今すぐ辞めましょう。
自分がなんで怒りを抱くのか、その怒りの元をきちんと見つめましょう。
不安だった。助けて欲しかった。など、当時のあなたが抱いてた思いは怒りではないはずです。その昔の自分が震えているところにきちんと向き合って、今の大人のあなたが「大変だったね。」と認めてあげてください。
その怒りを作るあなたの中のイマジナリーいじめっ子に対して「ありがとう。そして、さようなら。」と告げてあげましょう。
1度別れを告げても時々彼ら彼女らは顔を出してくるかもしれません。その度に同じことを繰り返しして、その度にきちんと別れを告げて決別しましょう。自分の心の中に飼わないでください。
そうすれば、世の中のそう言った事象に対して怒りを抱くことは少なくなると思います。
いじめっ子からの脱却はそんな簡単なことではありません。地道に頑張りましょう。
いつか彼ら彼女らに本当に心から「ありがとう。さようなら。」と笑顔で言えるその日まで。