第5回 QA SkillMeeting 活動レポート

こんにちは Azukaritai の村穂です。
Azukaritai の QA メンバーは隔週に1回1時間ほど集まって QA SkillMeeting という QA に関する知見を交換する会を実施しています。

一応、以下のようなやり方は定めていますが、フリースタイルでも問題なしとしています。継続が大事だと思っているので、日々の業務に負担が無い範囲で取り組むことを意識しています。

QA SkillMeeting の概要

これまでの活動

Azukaritai の QA メンバーは4人おり、毎度1~2人が情報共有をします。
これまでに以下のような話題が共有されました。

  • アジャイル QA プラクティス

    • アジャイルテスティング

  • 一部の人だけに届くアクセシビリティではない、正しいアクセシビリティを求めたい

    • モノの品質ではなく、コトの品質を高めたい

  • AI-Driven Testing

  • TestRail 触ってみよう

  • QA のスキルアセスメントシート

  • ソフトウェア周りの国際標準

miro でわちゃわちゃと話しています。

第5回目は探索的テストの練習を全員で行いました

第5回目の担当は私(村穂)でした。
以前より探索的テストがうまくなりたいと思っていたので、全員を巻き込んで練習に取り組んでみた次第です。

テスト対象のプロダクトは、テスターちゃんなどで有名な Matsu さんが公開しているテスト練習用Webページ「FindingBugs」を利用させて頂きました。

FindingBugs の UI

ワークショップの流れとしては、探索的テストに関する概要をざっくり確認したのち、制限時間の中で各自探索的テストに取り組み、最後にお互い気づいたことを共有し合ったり感想を言い合う。という流れで取り組みました。

30分の制限時間の内、それぞれ見つけた不具合を miro に起票してもらいました。みんな大体同じような不具合を発見しているものの、その人らしい観点で見つけられている不具合などもありました。

それぞれ自由なフォーマットで miro に不具合を起票してもらいました。

探索的テスト後は以下のような感想が出てきました

  • 業務でも活用してみようと思った

  • やったテストを忘れてしまった。同じようなテストをしていたかも

  • バグの出やすいところを狙ってテストしていたが、もっと探索した方がよかったのかな?

  • 「これは仕様だろう」と不具合として起票しなかったものがあった。QA的に直した方がいいところ無視してしまった

  • 操作し続けることで発生する不具合を見逃しやすいという自分の弱点に気づいた

会の設計をきちんとできていなかったので、人ごとに取り組み目的が異なってしまい、最後の感想は観点がバラバラになってしまいましたが、色々と発見があった会になったと思います。また、新しいテスト技法を業務に取り入れようとする機運を作れたのも良かったです。

まだ理解が足りていない探索的テストですが、業務でも本格的に活用できるように引き続き学習していきたいと思いました。

さいごに

まだ社内での実施回数が少ない QA SkillMeeting ですが、慣れてきたら社外の方ともやれると楽しそうだなと考えています。ほとんど雑談のような進行なので、興味がある方がいればお気軽にお声がけしていただければと思います。

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