夫の育児
海遊館のイトマキエイ。妊娠中のメスが安全にお産できるよう網に囲われていました。オスは網の向こうに。
それを見て夫が言いました。
「一緒じゃダメなのか?」
我が家の場合、私が産後7週で仕事復帰をしていて、週末や早朝や夜の仕事の際には、夫と息子の二人だけで過ごす時間が多く、それが当たり前。しかもこの6年夫の育児を近くで見てきた私からすると、明らかに私より育児に向いている。息子も肌で感じているのか、お風呂に入るのもベッドに入るのも、母親よりも父親を選ぶことが多かったりする。夜中にトイレに起きた息子は父に声をかけるのが常だったりもするのです。
そんな夫にとっては、イトマキエイのオスが育児に参加できないことが違和感だったようで。
で、先述の発言になったようです。
「一緒じゃダメなのか?」
ふむふむ。
って夫よ、そうは言うけどさ、妊娠中つわりで吐き気マックスだった私の前であれやこれやオイニーのキツいやつ美味しそうに食べてたの絶対忘れないですけどね。トイレに駆け込む私を心配そうに覗きにきたこともない。背中をさすってくれた記憶も史実もありませんし。大きなお腹が邪魔をして寝返りが打てず眠いのに眠れない私の横で気持ちよさそうにイビキかいて寝てたのもあなたで間違いないはずです。
正直、妊娠中に夫と一緒に子育てしてた感じは皆無。あの夫がこんなこと言うようになるなんて、全くもってビックリぽんです。
まあ、やればやるほど、育児って面白くなるのかもしれません。
ちなみに、、妻の私は私で、息子が夜泣きでうるさくても、夫が起き出して対応するまで聞こえないふりをしたりもしてました。(本当に熟睡してた時もありますが!)仕事が終わってもすぐに帰らずひとりでスタバ寄って育児を夫任せにしたりもしてましたけどね。だって!夫だって子育てすればいい。授乳をミルクで対応すれば妊娠分娩以外は夫にも全部できるんだもん。笑。
さて、昨日はそんな夫の誕生日。ですが、、15時過ぎまですっかり忘れていた妻のワタクシ。
息子がイトマキエイの水槽を少し過ぎたところで「父さん誕生日何欲しい?」と尋ねたのを聞いて、ハッと思い出しましたとさ。ワッハッハ。このくらい抜けてる妻=母でもよかろうぞ。足りない分は夫に任せて。一緒に。
兎にも角にも、夫よ、誕生日おめでとう。忘れてたけど。
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