フランス大使公邸で体験する「美食の余韻2024」
フランス大使公邸で開催された「フランス 美食の余韻」に参加しました。今年で2度目となりますが、この特別な空間での体験はやはり格別でした。
このイベントは、フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランスが主催する、フランスの高級食材・飲料を紹介する商談展示会「Food Expérience」の一環として行われました。
フランスの伝統菓子やフレンチカリブのラム酒など、多彩なテイスティングを通じて、フランス各地の豊かなテロワールや歴史、そして作り手の情熱を感じられる貴重な機会です。
今年は計19社、26ブランドのフランス食材が紹介され、どれも魅力的な品々ばかりでした。
業界関係者やメディアが集うこの場で、フランス美食文化の奥深さとその余韻を存分に味わうことができ、大変有意義な時間を過ごしました。
今回のイベントで特に感銘を受けた3社を紹介します。
Brise de mer(ブリーズ・ドゥ・メール)
仏ノルマンディー地方の老舗酪農協同組合「イズニーサントメール」と、日本のタカナシ乳業株式会社が共同で開発したブランドで、両者の技術と伝統が融合されています。
試食させていただいたカマンベールや発酵バターは、豊かな風味とまろやかなコクで心を奪われました。クリーミーでありながらも深みのある味わいが印象的で、日本でもここまで本格的な乳製品が味わえることに胸が高鳴りました。
3LS(トロワ・エル・エス)
オーガニック・スパークリング・ドリンク。こちらはハイビスカス抽出エキスを使用したノンアルコールドリンクで、人工香料・甘味料・着色料不使用というこだわりの一品。
今回は抗酸化成分で注目されるスーパーフルーツ、シーバックソーン(サジーベリー)、ローズ、レモン、ジンジャーの4種のフレーバーを試飲しました。
一口飲むとさわやかで豊かな香りが口いっぱいに広がり、エキスの濃厚さに対して甘味が控えめなのもとても魅力的でした。お酒を控えたい時でも満足感を得られるドリンクで、華やかなボトルデザインも気分を上げてくれます。
RHUM BOLOGNE(ボローニュ蒸留所)
1887年創業。アグリコル・ラムの生産で知られる、グアドループ最古の蒸留所です。グアドループ・ラムの特徴を際立たせるために、香り豊かな黒サトウキビを栽培する唯一の生産者です。
また、グアドループで初めてオーガニック・ラムの生産にも取り組んでおり、無形文化財の企業として高く評価されているそうです。
今回試飲したホワイトラムは、驚くほどアロマティックで華やかな香りが特徴的でした。こんなに芳醇な香りを持つホワイトラムは初めてで、その味わいに心を奪われました。
来春には日本でも輸入が開始される予定とのことで、発売がとても楽しみです。
夜のカクテルパーティでは、フランス大使が挨拶の中で「世界で最も厳しい消費者である日本の皆さまに評価されることは、世界的な評価に匹敵する」と述べ、日本でフランスの食品や飲料を広めることがフランスにとって重要な経済戦略であることを強調されていました。
提供されたおつまみ類はさすがフランス!どれも美しく美味しかったです。
また、バゲットコンクールで大賞を受賞されたのは、なんと宮城県仙台市のパン屋さんとのこと。おめでとうございます!機会があればぜひ味わってみたいです♡
ブーランジェリー・アジュールさん
https://www.instagram.com/boulangerie_azur_/
今回もこのような貴重な機会にご招待くださったフランス大使館およびフランス貿易投資庁「ビジネスフランス」の皆さま、ありがとうございました!
フランス貿易投資庁-ビジネスフランス
https://www.instagram.com/businessfrance_japan/
ご一緒したフランス通訳仲間のえつきさんとのおしゃべりも楽しかったです♡
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