自分がやりたいから、やる。
Facebookが教えてくれた8年前の投稿で思い出しました。
あの頃、毎年恒例の沖縄・渡嘉敷島旅行へ出発する直前、羽田空港のカフェでも、2人の息子たちを夫に見てもらいながら、ひたすらワインの勉強をしていました。次の試験に最後の望みをかけて。
小学2年生と2歳、まだ元気いっぱいのギャングのような彼らを抱えながら、疲れ果てながらも、Diploma取得の目標を追いかけていました。
ある時は、スノーリゾートのフードコートでノートに一心不乱にアウトプットする自分。周りから見れば、お正月にスキー場で必死にワインの勉強をしているかなり変わった人だったと思います・笑
会社員としてインポーターで仕事をしながら、育児や家事に追われて勉強の時間なんてなかったし、息子たちがもう少し大きくなってから挑戦するという選択肢もありました。
それでも「どうしても今、挑戦したい」という思いが私を突き動かしていました。Diplomaに今挑むという選択肢を自分で決めたからこそ、最後までやり抜こうと決めていました。
WSETの推薦図書である、David Birdさんの『Understanding Wine Technology』を手に取り、英語が大の苦手な私も必死に読み進めました。
当時は日本語版もなく、日本語で読んでも難しいこの本をどうにか理解しようと奮闘しました。この苦労が今では懐かしく、苦労したあの日々が現在の私を支えてくれたと感じます。
いま、同じように挑戦している方々も、きっと学習時間の確保に苦労しながら進んでいると思います。歩むペースは人それぞれで良いのです。
くじけそうな時には、「なんで私はこれをやっているの?」「何のために?」と自分に問いかけてみてください。
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