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離婚すると言うこと。


2月に離婚して
3月に東京から実家に帰ってきた。

この歳で
30年離れていた
80過ぎの両親と生活を共にするということは
それはそれでとても辛い。

何が傷つくって
田舎だからなのか
離婚した娘のことを隠そうとすること。


「孫も一人は結婚して、もう一人は就職して独立したから。。。」
「私の具合が悪かったから帰ってきてくれた。。。」
「年老いた私たちのことを心配してくれて。。。」


そんな説明を友達や親戚にしているのを聞くたびに
こっちは深く傷つく。


やっぱり私のこと
恥ずかしいと思ってるんだな。


そこに何よりも傷つく。


そんなんじゃない!


アルコール依存症で借金のある婿が
どーにもこーにもならなくて
ぼろぼろのズタズタの
ぼろ雑巾になって
娘は実家に帰ってきたんじゃ!!!
この歳で
財産もなく
仕事も失って
行くとこ無くて
実家に帰ってきたんじゃ!!!!!!


あの人たちは
私が不憫だと思って嘘を言ってるわけじゃない。
かわいそうな娘のいる可哀想な80過ぎの
老人だと思われたくないんだ。
自尊心ゆえに
そんな嘘をついている。

娘が帰ってきて
私たちは十分幸せなんですよ!

と言いたいのだ。


それは
言葉の端々に
うかがい知ることの出来るニュアンスだ。


うんざりする。


両親がいなかったら
行くところもないし
それはそれで路頭に迷って困るわけだし
日々感謝しなければならないのはわかっている。


でもね。


そんなつまらない
とるに足らない話でも
惨めで悲しくて
大声で泣き叫びたくなる。


それはなぜなんだろうか?



離婚前から
実家に帰って生活していくために
就活を行っていた。
お陰さまで手に職があったためか
パートではあるがすんなりと就職は決まった。

いざ働いてみて。

すぐに移動を勧告された。
本来社員じゃなければならない管理職を、
時短にするのをいいことに
パートのまま引き受けろ、と言われた。
(メンタル心配だったので、パートのまま仕事をする予定だった。)
お給料は大幅に減る。

それは私の希望と大幅に違っていた。
その予定があることを聞いていたら
就職決めてないし!

引き受けるも引き受けないも
なにも言ってないのに
社長から
「あなたね。これ断ったらきっと行くとこなんか無いよ(笑)」
鼻で笑いながらそう言われたわ。

ま、確かにね。
いくら手に職あるとは言え
50も半ばで
そうそう仕事はないでしょうよ(泣)
辞めたら本当に路頭に迷うかもしれん。

しばらくうやむやにしながら
悶々としてたけども。


でもその社長の一言に納得できなくて
辞めてやりましたわ!!!

そう思っていても
それを言葉にするしないって
大きいでしょ?
思いやりの欠片もないよね(笑)
そんな社長のいるところでは
今後また嫌な思いをするに決まってるからさ。


あ、もちろん
次の就職先決めてから
辞めましたけども。


なんにしても。


子育て真っ只中で
シングルマザーになる人々の苦労に比べたら
まだまだマシよ!!間違いなく!
比べることもおこがましいですよ!!!
離婚でもめにもめたわけでもないしな。


でもね。


とてつもなく自分が惨めで
消えてしまいたくなる時が多々ある。

日々モヤモヤした
どす黒い塊を
常に胸に抱きながら生きてる感じ。



なにかある度に
どす黒い塊は大きくなって
心臓を圧迫して
動悸が激しくなって
気がつくと
涙が止まらない。。。


ちょっとしたことに敏感になりすぎるくらいなっている
自分を実感することも


正直辛い。


時が解決してくれることだけを
願う日々。。。
















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