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任○堂の面接 受けました(前編)

最近大豆ミートにハマっているAzupianoです

Twitterなどで触れにくい(長くなるから)話題のほうが面白いかなーと思い、昔の経験談を書いてみます

書いてるうちに思った以上に文字が増えてしまったので
前編と後編に分けました

最後にオチもあるので少しばかりお付き合いください

前提として約11〜12年ぐらい前の話なので、若干記憶がぽよぽよなのと、今は違うと思うので、対策としては役に立ちませんのでご了承を。。。
話のメインは「採用フロー」ではなく、「経験と記憶」になっています

■背景

当時、音楽専門学校に在学、サウンドクリエイター目指して就職活動中
「履歴書」「魂をこめた音楽CD」をゲーム会社や音楽業界に送ります
(今はきっとデーター提出だと思いますが)

手焼きCDなので、デザインも当然凝ります。この辺りは同人活動時代があったので、それなりに慣れてました。

因みにCDに収録する曲数はジャンルを変えて大体3曲くらい
(会社によって曲をセレクトするので大体6曲前後を持ち曲としてストック)

気持ち的にはコレ
バレンタインでチョコレート(CD)と手紙(履歴書)を好きな人(企業)に
送るような心情

そんな中

なんと、任○堂から音源良かったので次のステップへ!と、連絡


シンプルに嬉しかった!!!!


■準備期間

次は「一次面接・筆記試験」

筆記試験と面接ともに苦手意識が強くあった僕は
不安で不安で、夜しか眠れない日々が続きました・・・。


段々と面接の日が近づいてきて準備に力を入れます

・持ち物確認など
・スーツを準備
 ネクタイは「♪」がついているダサ・・・いや、当時の最高のコーデ
・会場である京都近辺確認


決戦(試験&面接)の時間はお昼すぎ
頑張って早起きすれば、東京から当日入りできる時間帯ですが
寝坊や新幹線が遅延。ないと思いますが迷子になる可能性を考えた結果

こんな言葉が頭をよぎりました


「そうだ(前日に)京都、いこう」


人生でこの時ほどこの言葉がしっくりきた日はないと確信した瞬間です
(前日に京都に入っていれば、何が起きても安心)

■筆記試験

そして迎えた当日。

前日から京都のホテルでゆっくりし、しっかり心と体力を整えました
当然、かなり余裕をもって現場に到着
少し迷ったような気がしますが、目立つ建物だったのですぐ場所を把握


本社を前にして感極まってる僕は気合をいれ直します

「この交差点が今日限りの景色となるのか、いつもの通勤風景になるのか」

「いや、必ず勝つ!!!!!」

近くのコンビニで買った栄養ドリンクを一気に飲み干し
よく分からないテンションで本社へ


受付で手続きを済ませ、割と広い部屋に案内されます
机と椅子が真ん中に置かれた広い部屋でした

何故か僕1人。

広い部屋で1人ぼっち。


ちょっと寂しさを感じている中、筆記試験が始まりました
筆記試験って大勢で受けていたので1人だけ・・・というのが新鮮でした


さて、そんな試験の中身ですが・・・。

記憶を辿りまくりましたが具体的な内容は全く覚えてません笑
ふわっと覚えてるのは

・正解がないような考える系の内容
・音楽の問題がかなり難しい
・一般試験的なヤツは得意の第六感が大活躍

そんな中、1問だけ割としっかり覚えている問題はコチラ

「この場で作曲してください」

きた!きたよ!最初にして強敵が!

五線紙に鉛筆で曲(譜面)を作っていくヤツです
PCで楽曲制作が便利なので、ほっとんど五線紙の上で音符を書いていく
作曲はほぼしていなかったので、焦りました


だが、しかし!


幼稚園からピアノに触れ、ソルフェージュの道もしっかり通り
高校の頃はまさに、五線紙で作曲をしてた時期もあったので
それなりに自信はありました


しっかりと名曲を刻んでやりましたよ


目の前のただの解答用紙が国宝級の宝物に変わった瞬間です
(目撃者ナシ)


少し時間余ったので、何を血迷ったか
腕立てした事を覚えています


広い部屋でただ1人シーンとしてたら
何かもったいないなって思ったんですよね

腕立てしてブレイクタイムを作ったあとに解答の見直しです


うん!名曲や☆


もし監視カメラとかあったら
「こいつヤバイやつやな」って思われてたかもしれません


さて、試験も無事終了し、疲弊どころかテンションあがりまくりです

なんてったって名曲をまた一つ生み出してしまったので。


次はいよいよ面接
ここからは(後編)に続きます

後編では

・ドヤ顔面接
・実際に通った当時の音源の一部をさらけ出そうと思います


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