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ちょっとした決意表明


ふとした瞬間に自分はテキトー人間だと感じることが多々ある。
「インスタ映え」が流行る現代、可愛い女の子たちはカフェや観光地に行ってはおしゃれな写真を撮り、行事の度に黒猫だのサンタだの可愛い気のある写真を撮っては投稿している。


「いやーすごいなーーー」
これが私の感想。


女の子は女の子であることを楽しむことが
現代の風潮に合ってるんだろうな、と。


わたしの場合、美味しいご飯を前にしても、食べた記録程度にテキトーにパシャリする程度だし、観光地に行っても綺麗だと思ったものをただ写真に収めるだけで自分を写真に残していない。
イベントには大した興味もないので、自分は家でいつも通り過ごしながらインスタに流れてくる可愛い女の子たちにハートを送り続ける。


可愛くなる努力をしている人は素敵だな、、
そんな気持ちはある。

だからといって、このテキトーな性格を直ちになおしてインスタ映えな毎日を過ごすことはできないわたしだが、
可愛くなる努力をするきっかけが一つできた。

そのきっかけとは「前撮り」

実はわたしは成人の歳で、あと1ヶ月もすれば成人式本番がやってくる。
もともと前撮りをする予定はなかったのだが、
せっかくならハタチの今を写真に残そう!とカメラが趣味の友人が提案してくれた。
美容専門学校に通っているまた別の友人が、
私がメイクするよ!着付けするよ!と言ってくれた。

20歳のわたしを、大好きな友人たちによって今の記録として残してもらうのはすごく価値があることだと感じ、
ありがたくお願いさせてもらうことにした。

大事な友人たちがわたしを残してくれると言うんだから、
これはもう頑張るしかない!
テキトーになんて言ってられない!わたしはその日だけは最高に可愛いを目指すよ!!

そう決心した。

まずは、髪の毛をキレイに染めて。
久しぶりのまつパをかけよう。
ネイルチップもお願いしなきゃ。
着物の小物もこだわって揃えよう。
姿勢良く写真にうつりたいから、整体に行こう。笑

そんなことを考えてたら少し楽しくなってきた。
わたしにも可愛い女の子になる資質が1ミリくらいは
備わってるらしい。

写真にうつることはそんなに慣れていないから、少しドキドキしてる。嫌なドキドキじゃなくて、ソワソワドキドキのドキドキ。
「今のわたしを形に残したい。」
そう言ってくれた友人たちのいい思い出にできるように
わたしは少しの間だけテキトーを卒業してみようと思った。
今のわたしの最高かわいいをその日つくれるように、
頑張っちゃうぞ!!
そんな少しの決意表明

いい写真が撮れるといいなー

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