【PiEDH】ジモーンとダイナ/Zimone and Dina (プレイヤーズコンベンション愛知2023)
はじめに
プレイヤーズコンベンション愛知2023に出かけてきました。久しぶりに PiEDH をたくさんプレイする機会に恵まれて楽しい1日でした。
おおよそ 8 ゲーム程 ジモーンとダイナ/Zimone and Dina をプレイしていたのですが、この中で色々な方との意見交換を通して色々な気づきもあり、デッキを更新することにしました。
前回の記事も併せてご参照ください。
改善点
出現の根本原理/Emergent Ultimatum 1枚コンボ
出現の根本原理/Emergent Ultimatum は前回の構築では1枚で勝つことができませんでしたが、パイルを工夫すると勝てることが分かりました。前提条件は以下の通りで、概ね 洞窟探検/Spelunking コンボの成立条件と同じです。
ランド7枚以上が場にある
召集コストを含め、緑緑2を出すことができる
協約の種となる何らかのトークンがある
神秘の聖域/Mystic Sanctuary と 残響する深淵/Echoing Deeps が場に出ていない
神秘の聖域/Mystic Sanctuary と残響する深淵/Echoing Deeps が同時に手札にない(片方を引いている場合は、ジモーンとダイナ/Zimone and Dina が能力を起動できる状態でアンタップしている)
隠された瀑布/Hidden Cataract、隠された生育場/Hidden Nursery、隠された死滅都市/Hidden Necropolis のうち、2枚以上が同時に場に出ていない
出現の根本原理/Emergent Ultimatum で 洞窟探検/Spelunking、鏡に願いを/Beseech the Mirror 、溜め込む親玉/Hoarding Broodlord の 3 枚を持ってくることで、洞窟探検/Spelunking を場に出しつつ、風景の変容/Scapeshift を唱えることができるようになります。見事な再生/Splendid Reclamation で土地を戻した以降は、鏡に願いを/Beseech the Mirror で 運命のきずな/Nexus of Fate をサーチしてキャストし、リトヤラの鏡湖/Littjara Mirrorlake で 溜め込む親玉/Hoarding Broodlord をコピーして、墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide を場に出すことで、以降毎ターン リトヤラの鏡湖/Littjara Mirrorlake で 溜め込む親玉/Hoarding Broodlord をコピーして 運命のきずな/Nexus of Fate をキャストすることで無限ターンを得て勝利することができます。出現の根本原理/Emergent Ultimatum を打っても勝つことができないという課題から比較的自然な形で脱却する系が確保できたのは大きいと考えています。
最深の成長、オヘル・カスレム/Ojer Kaslem, Deepest Growth
最深の成長、オヘル・カスレム/Ojer Kaslem, Deepest Growth は動き出しこそ遅い物の、一度動き出すとかなりのアドバンテージを稼ぎ出します。溜め込む親玉/Hoarding Broodlord や アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier を場に出すことができれば、前述の 出現の根本原理/Emergent Ultimatum を引き込み、洞窟探検/Spelunking、鏡に願いを/Beseech the Mirror、二重視/See Double の3枚を選択して 二重視/See Double で 溜め込む親玉/Hoarding Broodlord をコピーすることで、コンボに入ることができます。(鏡に願いを/Beseech the Mirror と 二重視/See Double が選ばれた場合で、二重視/See Double が2つのモードを選択できる場合には、協約モードで先に打った 鏡に願いを/Beseech the Mirror を打つことで、協約が付いた状態の 鏡に願いを/Beseech the Mirror を 二重視/See Double でコピーできます。)
当たりのクリーチャーでなかったとしても、生け贄候補のカードを場に出しつつ、ランドを場に出すことができる効果は強力です。このカードのアタックを通しつつ、運命のきずな/Nexus of Fate を打つ流れは勝ちパターンに組み込める動きで重宝しています。
ティシャーナの潮縛り/Tishana's Tidebinder
シンプルな見た目に反してルールがややこしいことで有名なカードですが、対処できる範囲が比較的広く、PiEDH のカウンターとしては十分に許容範囲と言えるカードでした。また瞬速でクリーチャーを場に出せることは生け贄の確保という観点でも利点が多く、噛み合いが非常に良かったです。
まとめ
PiEDH ジモーンとダイナ/Zimone and Dina のアップデート記事をまとめました。かなり整ってきた感があるので、プレイ回数を重ねつつ微調整をしていこうと思います。
デッキリスト
検討中欄には、仮にこのデッキを通常の EDH で構築するとしたらという観点で選択したカードを取り上げてみました。序盤の重さを解消できれば色々とできることがあるデッキなので、いずれチャレンジしていこうと思います。