【Historic Brawl】首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar
きっかけ
首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar を使ったポッドデッキが好きで、これまでも時々プレイしてきました。
当時の最大の難点は 5 マナ域で 首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar をアンタップさせることができず、今一歩決め手に欠けることでした。この状況を変えるカードがドミナリアの団結で追加された 微小術師/Micromancer です。
1マナでクリーチャーをアンタップするインスタントと組み合わせることで、確定で 7 マナ域のクリーチャーを場に出すことができるようになりました。このギミックを搭載してデッキを組みなおすことにしました。
首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar
ヒストリックブロールでは EDH のように無限マナを構成することはできず、連続してアンタップするギミックで場に出した大型クリーチャーをカウンターや除去でバックアップして勝つミッドレンジを目指します。
デッキリスト
Commander
1 Prime Speaker Vannifar (RNA) 195
Creatures (45)
# コンボ関連
1 Corridor Monitor (ELD) 41
1 Hyrax Tower Scout (THB) 173
1 Breaching Hippocamp (J21) 31
1 Shipwreck Dowser (M21) 71
1 Torrential Gearhulk (KLR) 70
1 Micromancer (DMU) 57
1 Body Double (PLC) 35
1 A-Lier, Disciple of the Drowned (MID) 59
# サーチ対象
1 Silverback Elder (DMU) 177
1 Kogla, the Titan Ape (IKO) 162
1 Koma, Cosmos Serpent (KHM) 221
1 Thorn Mammoth (ELD) 323
1 Nezahal, Primal Tide (RIX) 45
1 Titan of Industry (SNC) 159
# 対カウンター
1 Allosaurus Shepherd (JMP) 28
1 Malevolent Hermit (MID) 61
# マナ加速
1 Arboreal Grazer (WAR) 149
1 Kami of Bamboo Groves (Y22) 24
1 Jaspera Sentinel (KHM) 178
1 Paradise Druid (WAR) 171
1 Tangled Florahedron (ZNR) 211
1 Elvish Mystic (M14) 169
1 Gilded Goose (ELD) 160
1 Llanowar Elves (DAR) 168
1 Saruli Caretaker (RNA) 139
1 Druid of the Cowl (M19) 177
1 Incubation Druid (RNA) 131
1 Leafkin Druid (M20) 178
1 Reclusive Taxidermist (VOW) 214
1 Llanowar Loamspeaker (DMU) 170
1 Overgrown Battlement (JMP) 417
1 Llanowar Visionary (M21) 193
1 Topiary Stomper (SNC) 160
1 Risen Reef (M20) 217
# ユーティリティ
1 Kira, Great Glass-Spinner (JMP) 154
1 Aether Channeler (DMU) 42
1 Brazen Borrower (ELD) 39
1 Reclamation Sage (M19) 196
1 Cavalier of Gales (M20) 52
1 Thassa, Deep-Dwelling (THB) 71
1 Kinnan, Bonder Prodigy (IKO) 192
1 Timeless Witness (MH2) 179
1 Scavenging Ooze (M21) 204
1 Glasspool Mimic (ZNR) 60
1 Kazandu Mammoth (ZNR) 189
Spells (22)
# コンボ関連
1 Stony Strength (ANB) 105
1 Shore Up (DMU) 64
# カウンター
1 Syncopate (VOW) 83
1 Veil of Summer (M20) 198
1 Spell Pierce (XLN) 81
1 Swan Song (THS) 65
1 Wash Away (VOW) 87
1 Counterspell (STA) 15
1 Essence Scatter (M19) 54
1 Jwari Disruption (ZNR) 64
1 Memory Lapse (STA) 16
1 Negate (M20) 69
1 Tale's End (M20) 77
# 除去
1 Master's Rebuke (NEO) 202
1 Decisive Denial (STX) 177
1 Kenrith's Transformation (ELD) 164
# ドロー・サーチ
1 Brainstorm (STA) 13
1 Seek New Knowledge (HBG) 36
1 Finale of Devastation (WAR) 160
1 Search for Azcanta (XLN) 74
1 Kiora, Behemoth Beckoner (WAR) 232
1 Guardian Project (RNA) 130
Lands (32)
1 Barkchannel Pathway (KHM) 251
1 Botanical Sanctum (KLR) 281
1 Breeding Pool (RNA) 246
1 Dreamroot Cascade (VOW) 262
1 Hinterland Harbor (DAR) 240
1 Vineglimmer Snarl (STX) 274
7 Island (ANA) 26
12 Forest (ANA) 35
1 Castle Vantress (ELD) 242
1 Gate to Seatower (HBG) 79
1 Otawara, Soaring City (NEO) 271
1 Boseiju, Who Endures (NEO) 266
1 Gate to Manorborn (HBG) 78
1 Castle Garenbrig (ELD) 240
1 Yavimaya Coast (DMU) 261
サーチルート
以下の手順で 1 マナの生物 + GG or UU を種に、任意の 7 マナクリーチャーを場に出すことができます。下支え/Shore Up or 石のような強さ/Stony Strength が手札にある場合には、1マナのカウンターを持ってくることができます。
通路の監視者/Corridor Monitor > ハイラックス塔の斥候/Hyrax Tower Scout > 微小術師/Micromancer (下支え/Shore Up or 石のような強さ/Stony Strength) > 難破船の探知者/Shipwreck Dowser > 奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk > 任意の 7 マナクリーチャー
その後 3 マナ以上のクリーチャーを種に、5 マナ or 6 マナ(+ GG or UU)のクリーチャーを場に出すことができます。ルートの構成上、上記で出した 7 マナクリーチャーが除去された場合に 影武者/Body Double で場に出したり、溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned でアドバンテージを稼いだりすることも可能です。
水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp > 影武者/Body Double > 微小術師/Micromancer (下支え/Shore Up or 石のような強さ/Stony Strength) > 溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned > 任意の 6 マナクリーチャー
先に 6 マナのクリーチャーを場に出した場合には、後から 7 マナのクリーチャーを出すこともできます。
水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp > 影武者/Body Double(難破船の探知者/Shipwreck Dowser) > 奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk > 任意の 7 マナクリーチャー
また 5 マナのクリーチャーを出す場合には、微小術師/Micromancer を温存できます。
通路の監視者/Corridor Monitor > ハイラックス塔の斥候/Hyrax Tower Scout > 水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp > 任意の 5 マナクリーチャー
サーチ先のクリチャー
連続して 帰化/Naturalize が必要となる場合に重宝します。またライフを大きく回復することができタフネスも 7 と高いので赤い相手に一息つきながら後続に続けるといった動きもできます。
格闘を用いたクリーチャー除去と継続的に置物を破壊を兼ねたカードで、唯一の 6 マナ枠です。永久の証人/Timeless Witness や 霊気の媒介者/Aether Channeler 辺りの人間と相性が良く、除去耐性を持つことができるので意識しておきます。
星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent
除去を破壊に頼るデッキに対して強力な制圧力を持つクリーチャーです。場に出して除去されなければほぼそのまま勝てます。最初の海蛇トークンが出るまでの間にインスタントで除去されるタイミングがある点には注意が必要です。
原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide
青系コントロールデッキで 星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent が除去されやすい相手と戦う際に便利なカードです。
エルドレインの王権の Brawl デッキに含まれているクリーチャーで、クリーチャーが出るたびに連続して格闘を発動できます。システムクリーチャーを中心とした Commander に良く効きます。
産業のタイタン/Titan of Industry
対応力の高さが売りのクリーチャーです。盾カウンター で 首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar を守ることができる点は他のカードにはない強みです。また 深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling と組み合わせることで EIP を使いまわすコンボが強力です。
ユーティリティ
大型クリーチャーを出した後の再始動に 3 マナのクリーチャーが必要になるので、そこを意識した EIP 能力持ちのクリーチャーを複数採用しています。大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner は有利な盤面を固定するために使います。微小術師/Micromancer を使ったループが組めなくなる点には要注意です。
守護者計画/Guardian Project はチェーンを重ねた分ドローができるためこのデッキと非常に相性が良いカードです。渦まく知識/Brainstorm、新たな知識の探求/Seek New Knowledge、風の騎兵/Cavalier of Gales は引いてしまった大型クリーチャーを山札に戻せます。眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigy はマナ加速とのシナジーを考慮したサブプランとして残していますが、あたりが少なく交換候補です。
まとめ
首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar を使ったコンボ系ミッドレンジを紹介しました。 微小術師/Micromancer によって根幹の部分のコンボが強化され、楽しいデッキになったと思います。カードの追加によって大きく強化されるタイプのデッキですので、引き続き触っていこうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?