見出し画像

【Historic Brawl 100 枚】The Prismatic Bridge (~VOW)

きっかけ

MTG Arena にて 100 枚構築の Historic Brawl イベントが開催されました。

100-CARD HISTORIC BRAWL FEST DETAILS
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/strixhaven-historic-brawl-fest-comes-mtg-arena-2021-05-07

以前以下の記事で The Prismatic Bridge / 虹色の橋 を作ったコントロールの EDH を組んでいたので、この時の構成をベースにデッキを構築しました。

プレインズウォーカーコントロール
https://note.com/azsa_hobby/n/n8dc9b6d7ecea

2022/01/06 追記
100 枚 Histric Brawl がイベントで開催されていたので、デッキリストを更新しました。

デッキの動き

マナ加速から 4 ターン目に The Prismatic Bridge / 虹色の橋 を設置し、5 ターン目以降に強力なカードを連打していくデッキになります。 The Prismatic Bridge / 虹色の橋 を設置するターンは無防備になるので、1-2 ターン目の間に安全確保を行うための軽いカードを優先して採用します。

エシカでサーチするカード(7 枚)

Historic のカードプールではありますが、サーチするカードはある程度同じカードを採用できます。

2022/01/06
精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon が禁止になったことを受けて、プレインズウォーカーの当たりが減りました。
Brawl では The Prismatic Bridge / 虹色の橋 が動き始めればほぼ試合が終わることも踏まえ、単体では効果の薄い
巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider をデッキから外しました。

ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria
戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General
王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh

Brawl の場合 The Prismatic Bridge / 虹色の橋 着地から数枚のプレインズウォーカーが並んだ時点でお相手が投了するケースが多く奥義まで起動することはほとんどありません。その意味で奥義前提ではなく、場に干渉できるプレインズウォーカーの方が有意義なケースが多いです。

ダウンロード

人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable
効果的にはそれほど強くはないのですが、パーマネントに触れる安心感が高く採用しました。常在型効果もマナ加速アーティファクトが全体的に重いため、終盤にかけて有意義なこともあります。

ダウンロード (1)

目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno
-3 能力で場のクリーチャーに干渉できる点が便利です。特に相手の 死者の原野/Field of the Dead から出てくるトークンに良く刺さります。素出しする際にカウンターされないことは、不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim などの遅めのコントロールデッキと対戦する際に便利です。

画像3

星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent
打ち消されないフィニッシャーでもあるコーマは 60 枚 Brawl では定番のカードになっています。今回はプレインズウォーカー型ですが、安定感があり採用をしています。

船砕きの怪物/Hullbreaker Horror

画像4

VOW で新しく加入した大型クリーチャーですが、Brawl は性質上パーマネントを主軸とした戦略を組むデッキが多く非常に効果的です。軽いインスタント・ソーサリーを複数積むこのデッキとも噛み合いが良好です。

この他差し替え候補としては、大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God などがあります。

マナ加速(16 枚)

通常の EDH と比較するとこの部分はかなり見劣りします。The Prismatic Bridge / 虹色の橋 を 4 ターン目に着地させることを目標にします。
まず 2 マナで加速できるカードは優先的に採用します。

秘儀の印鑑/Arcane Signet
冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
創発的配列/Emergent Sequence(Brawl ではかなり脆いことに注意)
北方行/Into the North
探検/Explore
成長のらせん/Growth Spiral

続いて3マナでマナ加速できるカードです。マナリス/Manalith の互換カードが強化されて、重さを別にすると選択肢が色々と増えてきていますね。

耕作/Cultivate
マナ晶洞石/Mana Geode
万神殿の祭壇/Altar of the Pantheon
彩色の灯籠/Chromatic Lantern
名誉ある家宝/Honored Heirloom
合格通知/Letter of Acceptance
マナ晶洞石/Mana Geode
複製する指輪/Replicating Ring
スカイクレイブの秘宝/Skyclave Relic
セレスタス/The Celestus

色マナサポート(3枚)

加速しても 4 ターン目に5マナ出ないケースもあるため、数枚のサポートカードも採用します。掘り起こし/Dig Up はマナサポートとサーチを兼ねることができる便利なカードです。

彩色の宝球/Chromatic Sphere
テラリオン/Terrarion
掘り起こし/Dig Up

カウンター / 手札破壊(10 枚)

EDH に比べるとここもかなり劣りますが、序盤を抑えるため、また The Prismatic Bridge / 虹色の橋 を通すために相当数を割いています。

唱え損ね/Miscast
白鳥の歌/Swan Song
夏の帳/Veil of Summer
コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
思考囲い/Thoughtseize
強迫/Duress
記憶の欠落/Memory Lapse
ドビンの拒否権/Dovin's Veto
ジュワー島の撹乱/Jwari Disruption
湖での水難/Drown in the Loch
否定の契約/Pact of Negation

ドロー / サーチ(8 枚)

EDH 程充実はしていませんが、いくつかのカードは Brawl ならではのカードもあり面白いところです。この部分を補うために、キャントリップやサイクリングが付いているカードを優先して採用している事情があります。

豊穣な収穫/Abundant Harvest
渦まく知識/Brainstorm
選択/Opt
考慮/Consider
精神迷わせの秘本/Mazemind Tome
アズカンタの探索/Search for Azcanta
表現の反復/Expressive Iteration
予想外の変換/Unexpected Conversion

除去(17 枚)

全体としてコントロールとして振る舞うにあたり、生物除去とパーマネント除去を一定枚数積んでおく必要があります。Prismatic Bridge / 虹色の橋 を設置する前の場を抑えることを主たる目的とし、シングルシンボルで使えるカードを中心に採用しています。かなりの枚数になっているので、他のカードスロットと調整できるスロットです。

2022/01/10
全体除去を優先する形で選択肢を調整しました。単体除去も軽さを重視した選択にしました。

剣を鍬に/Swords to Plowshares
稲妻/Lightning Bolt
邪悪な熱気/Unholy Heat
棘平原の危険/Spikefield Hazard
血の長の渇き/Bloodchief's Thirst
致命的な一押し/Fatal Push
稲妻のらせん/Lightning Helix
引き裂き/Rip Apart
アングラスの暴力/Angrath's Rampage
暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy
轟音のクラリオン/Deafening Clarion
神聖な粛清/Divine Purge
審判の日/Day of Judgment
神の怒り/Wrath of God
ドゥームスカール/Doomskar
空の粉砕/Shatter the Sky
神々の憤怒/Anger of the Gods

他の選択肢には、以下の様な物があります。
削剥/Abrade
消失の詩句/Vanishing Verse
暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn
ケイヤの誓い/Oath of Kaya
プリズマリの命令/Prismari Command
大渦の脈動/Maelstrom Pulse
コラガンの命令/Kolaghan's Command
古き神々への拘束/Binding the Old Gods
焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade
炎の一掃/Flame Sweep
焼けつく双陽/Sweltering Suns

ユーティリティ(3 枚)

Prismatic Bridge / 虹色の橋 を通した後で有利を固定するためのカード群です。タイムワープ系のカードを中心に採用しています。

時間のねじれ/Time Warp
カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering
新たな芽吹き/Regrowth

土地(35 枚)

2色土地とトライオームを中心に採用しています。北方行/Into the North を意識して氷雪デュアルランドを2枚採用しています。

2022/1/10
死者の原野/Field of the Dead の禁止に対応しています。
スローランドを全面的に採用し、マナ加速と土地のバランスを調整しました。

冠雪の平地/Snow-Covered Plains
冠雪の島/Snow-Covered Island
冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
冠雪の山/Snow-Covered Mountain
冠雪の森/Snow-Covered Forest
硫黄のぬかるみ/Sulfurous Mire
氷河の氾濫原/Glacial Floodplain
神聖なる泉/Hallowed Fountain
湿った墓/Watery Grave
血の墓所/Blood Crypt
踏み鳴らされる地/Stomping Ground
寺院の庭/Temple Garden
神無き祭殿/Godless Shrine
蒸気孔/Steam Vents
草むした墓/Overgrown Tomb
聖なる鋳造所/Sacred Foundry
繁殖池/Breeding Pool
連門の小道/Hengegate Pathway
さびれた浜/Deserted Beach
難破船の湿地/Shipwreck Marsh
憑依された峰/Haunted Ridge
落石の谷間/Rockfall Vale
草茂る農地/Overgrown Farmland
嵐削りの海岸/Stormcarved Coast
砕かれた聖域/Shattered Sanctum
死天狗茸の林間地/Deathcap Glade
日没の道/Sundown Pass
夢根の滝/Dreamroot Cascade
サヴァイのトライオーム/Savai Triome
ケトリアのトライオーム/Ketria Triome
インダサのトライオーム/Indatha Triome
ラウグリンのトライオーム/Raugrin Triome
ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome
統率の塔/Command Tower
寓話の小道/Fabled Passage
見捨てられた交差路/Forsaken Crossroads

まとめ

The Prismatic Bridge / 虹色の橋  をテーマにした 100 枚 Historic Brawl デッキを構築しました。Historic というカードプールでも EDH のノウハウを参照できる 100 枚 Brawl 構築は非常に面白い取り組みだと思いました。またプレイできるイベントが開催されることを楽しみにしています。

いいなと思ったら応援しよう!